宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 7/ 8 11:38 更新 太陽風は400km/秒近くに下がっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 2381黒点群のフレア活動は少し落ち着いて、 C1〜2の小さいフレアを5回起こした程度に弱まっています。 それでも、SDO衛星AIA193の動画を見ると、 小さい活動は頻繁に発生していて、 今後、再び活動が強まる可能性もあるので注目して下さい。 また、東の端(左端)から新しい黒点が姿を現しています。 どの様な活動度の領域なのか、こちらにも注目です。 太陽風は、昨日のニュース以降、速度がゆっくりと低下して、 現在は420km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度も、5nTから3nTヘ下がり、やや弱まっています。 27日前の前周期の太陽風は、 500km/秒近い高めの速度が続いていたのですが、 今回は、通常の速さまで下がっていきました。 磁場の南北成分は、変化の幅が小さくなり、 弱い南向きが発生している程度です。 速度も下がってきたため、磁気圏への影響は小さく、 AE指数は弱い変化が見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールが中央線を越えて、西側(右側)に進んでいます。 2〜3日後くらいから、太陽風に弱い影響が見られるかもしれません。 今日の鹿児島は、急に蒸し暑い空気に変わりました。 6月の上旬からほぼ毎日雨が降り続いていたのですが、 梅雨の終わりが見えてきたのかもしれません。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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