宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:38)
今日、C1.5の小規模フレアが発生しました。
また、M1.7の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 8 08:05 C1.5
7/ 7 13:05 C2.7
05:46 M1.4
05:26 M1.7
01:57 C4.9
01:19 C3.5
7/ 6 20:35 C5.8
20:11 C1.9
17:23 M1.0
16:30 C2.5

黒点  7/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2373 1 α ---
2375 1 α ---
2376 8 β ---
2378 3 α ---
2379 7 β ---
2381 25 βγ M2
2383 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 422 -0.3
-2 h 414 -1.3
-4 h 419 -1.7
-6 h 423 -1.4
-8 h 435 -0.8
-10 h 430 +0.3
-12 h 445 +0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -16 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -16 -/ -
-6 h -14 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 9x10^2
7/ 8 0.3 1x10^3
7/ 7 0.4 2x10^3
7/ 6 0.4 7x10^2
7/ 5 0.4 3x10^3
7/ 4 0.6 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 7/ 3 12:41 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。太陽でC5の小規模フレアが起きています。
2015/ 7/ 4 14:38 太陽風は更に低速になっています。M1.5のフレアが発生しました。
2015/ 7/ 5 10:32 高速の太陽風が到来して、速度は600km/秒近くまで高まりました。
2015/ 7/ 6 11:05 500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏もある程度活動的です。
2015/ 7/ 7 12:02 M1の中規模フレアが2回発生しました。高速の太陽風が続いています。
最新のニュース

2015/ 7/ 8 11:38 更新
太陽風は400km/秒近くに下がっています。磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

2381黒点群のフレア活動は少し落ち着いて、
C1〜2の小さいフレアを5回起こした程度に弱まっています。
それでも、SDO衛星AIA193の動画を見ると、
小さい活動は頻繁に発生していて、
今後、再び活動が強まる可能性もあるので注目して下さい。

また、東の端(左端)から新しい黒点が姿を現しています。
どの様な活動度の領域なのか、こちらにも注目です。


太陽風は、昨日のニュース以降、速度がゆっくりと低下して、
現在は420km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度も、5nTから3nTヘ下がり、やや弱まっています。

27日前の前周期の太陽風は、
500km/秒近い高めの速度が続いていたのですが、
今回は、通常の速さまで下がっていきました。

磁場の南北成分は、変化の幅が小さくなり、
弱い南向きが発生している程度です。
速度も下がってきたため、磁気圏への影響は小さく、
AE指数は弱い変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールが中央線を越えて、西側(右側)に進んでいます。
2〜3日後くらいから、太陽風に弱い影響が見られるかもしれません。




今日の鹿児島は、急に蒸し暑い空気に変わりました。
6月の上旬からほぼ毎日雨が降り続いていたのですが、
梅雨の終わりが見えてきたのかもしれません。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。