宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 7/ 6 11:05 更新 500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏もある程度活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、再び500km/秒に上がり、 現在まで安定して続いています。 一方、磁場強度は、10nTから5nTへ下がり、 平均的な値に戻っています。 前周期と同様に、高速太陽風はこの辺りで中盤を迎えている様です。 ただし、前周期は600km/秒の高い速度が続いたのに対し、 今回は、500km/秒程度に留まっています。 太陽風磁場の南北成分は、北向きになる時間が多いですが、 頻繁に南にも変化しています。 このためか、AE指数も比較的変化が目立っていて、 500nT前後の変化がグラフ全体に続いています。 27日周期の図の前周期の太陽風を見ると、 6月12日以降も500km/秒と高い速度は続き、 14日に再び速度が高まっています。 この高速風をもたらしたコロナホールは、 今日のSDO衛星AIA193の太陽写真の中央部左側に見えています。 このため、今回も同様の推移となるかもしれません。 前周期の様子と比較しながら、ACEのデータに注目して下さい。 太陽は、目立ったフレアの発生はありませんが、 北東(左上)の2381黒点群の発達が目立っています。 小さい活動も強まっている様なので、 今後、フレアの発生などにつながる可能性があります。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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