宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 6 --- ---
7/ 5 --- ---
7/ 4 --- ---

黒点  7/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2373 5 β ---
2375 1 α ---
2376 8 β ---
2377 1 α ---
2378 6 β C1
2379 7 β ---
2380 1 α ---
2381 10 β ---
2382 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 524 -3.8
-2 h 510 +0.9
-4 h 517 +0.3
-6 h 544 -0.9
-8 h 484 +0.2
-10 h 506 +2.3
-12 h 501 +3.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -28 -/ -
-2 h -21 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -22 -/ -
-8 h -25 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -27 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^1
7/ 6 0.4 1x10^2
7/ 5 0.4 3x10^3
7/ 4 0.6 1x10^4
7/ 3 1.1 1x10^4
7/ 2 5.2 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 7/ 1 11:38 太陽風はやや低速です。太陽も穏やかです。
2015/ 7/ 2 13:32 太陽風は平均的な速さです。磁気圏は穏やかです。
2015/ 7/ 3 12:41 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。太陽でC5の小規模フレアが起きています。
2015/ 7/ 4 14:38 太陽風は更に低速になっています。M1.5のフレアが発生しました。
2015/ 7/ 5 10:32 高速の太陽風が到来して、速度は600km/秒近くまで高まりました。
最新のニュース

2015/ 7/ 6 11:05 更新
500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏もある程度活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、再び500km/秒に上がり、
現在まで安定して続いています。
一方、磁場強度は、10nTから5nTへ下がり、
平均的な値に戻っています。
前周期と同様に、高速太陽風はこの辺りで中盤を迎えている様です。

ただし、前周期は600km/秒の高い速度が続いたのに対し、
今回は、500km/秒程度に留まっています。

太陽風磁場の南北成分は、北向きになる時間が多いですが、
頻繁に南にも変化しています。
このためか、AE指数も比較的変化が目立っていて、
500nT前後の変化がグラフ全体に続いています。


27日周期の図の前周期の太陽風を見ると、
6月12日以降も500km/秒と高い速度は続き、
14日に再び速度が高まっています。

この高速風をもたらしたコロナホールは、
今日のSDO衛星AIA193の太陽写真の中央部左側に見えています。
このため、今回も同様の推移となるかもしれません。
前周期の様子と比較しながら、ACEのデータに注目して下さい。


太陽は、目立ったフレアの発生はありませんが、
北東(左上)の2381黒点群の発達が目立っています。
小さい活動も強まっている様なので、
今後、フレアの発生などにつながる可能性があります。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。