宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 7/ 5 10:32 更新 高速の太陽風が到来して、速度は600km/秒近くまで高まりました。 担当 篠原 コロナホールによる太陽風の乱れが到来して、 磁気圏の活動を活発にしています。 昨夜から太陽風の磁場強度が強まって、 10〜20nTに達するようになりました。 速度も、初めはゆっくりと上がっていましたが、 5日2時(世界時5日17時)に、 400km/秒を越えた頃から上昇が早まり、 5日5時(世界時5日20時)には、 550〜600km/秒の高速状態に達しました。 しかし、速度はすぐに下がり始めて、 5時間ほど経った現在は、 450km/秒とやや高速程度に戻っています。 磁場の南北成分は、+10nTから -10nTにかけて、 大きい幅で変化しています。 このため、磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数は、1400nTに達する大きな変化も発生しています。 現在は、速度、磁場強度ともに少し下がっているので、 磁気圏の変動も規模は弱まりそうです。 27日周期の図によると、 前周期と比べて高速風の到来は半日ほど早まっています。 前周期は、600km/秒台に達する高速状態が、3日程度続きましたが、 今回はどうなるでしょうか。 再び速度が高まるのか、今回はこの程度で推移するのか。 磁場強度は10nTに強まったままなので、 引き続き今後の変化に注目して下さい。 太陽は、昨日のニュース以降目立った活動はなく、 X線のグラフも急に静かになっています。 黒点は、あちこちににぎやかに見えているのですが、 活動が落ち着いたのか、一休みなのか、 この後どうなるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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