宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:02)
今日、M1.7の中規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 7 05:46 M1.4
05:26 M1.7
01:57 C4.9
01:19 C3.5
7/ 6 20:35 C5.8
20:11 C1.9
17:23 M1.0
16:30 C2.5
7/ 5 --- ---

黒点  7/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2373 3 β ---
2375 2 α ---
2376 9 β ---
2378 3 α ---
2379 7 β ---
2381 14 βγ M2
2382 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:57 498 +1.8
-2 h 499 +2.1
-4 h 496 +3.3
-6 h 488 +2.8
-8 h 460 +1.0
-10 h 471 +0.3
-12 h 484 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -15 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
7/ 7 0.2 2x10^3
7/ 6 0.4 7x10^2
7/ 5 0.4 3x10^3
7/ 4 0.6 1x10^4
7/ 3 1.1 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 7/ 2 13:32 太陽風は平均的な速さです。磁気圏は穏やかです。
2015/ 7/ 3 12:41 太陽風は低速になり、磁気圏は穏やかです。太陽でC5の小規模フレアが起きています。
2015/ 7/ 4 14:38 太陽風は更に低速になっています。M1.5のフレアが発生しました。
2015/ 7/ 5 10:32 高速の太陽風が到来して、速度は600km/秒近くまで高まりました。
2015/ 7/ 6 11:05 500km/秒の高速太陽風が続いています。磁気圏もある程度活動的です。
最新のニュース

2015/ 7/ 7 12:02 更新
M1の中規模フレアが2回発生しました。高速の太陽風が続いています。

担当 篠原

2381黒点群の活動が強まり、
昨夕、6日17時半(世界時6日8時半)にM1.0、
早朝、7日5時半(世界時6日20時半)にM1.7と
2つの中規模フレアを起こし、
この他にも、Cクラスの小規模フレアを9回ほど起こしています。

活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
2381黒点群は、現在も大きな姿を保っています。
引き続き、フレアの発生に注目して下さい。

また、東端の向こう側にも活動的な領域がある様です。
今後、黒点群が姿を現す可能性があります。


太陽風は、500km/秒と高速の状態が続いています。
高速太陽風は、2日半ほど続いています。

磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。
磁場の南北成分は、北寄りに変化しています。
このため、磁気圏の活動は次第に弱まり、
AE指数の変化は、グラフの中盤以降小さくなっています。


SDO衛星AIA193の太陽写真の中心には、
次のコロナホールが見えています。
規模は小さいので、影響は弱そうですが、
3〜4日後くらいに太陽風を強める可能性があります。



M1.0、M1.7のフレアを起こした、2381黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。