宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 7/ 2 13:32 更新 太陽風は平均的な速さです。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒前後と平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、5nT付近で安定しています。 速度が少し上がる変化をしていますが、 全体としては太陽風は穏やかです。 磁場の南北成分は、小さい振幅で変化しています。 磁気圏は穏やかで、AE指数のグラフは中央に小さい山がある程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 南半球のコロナホールの先頭(右端)が、太陽の中心線に達しています。 これから3〜4日程経つと、太陽風が強まる可能性があります。 27日周期の図で前周期を参照すると、5日頃の到来になりそうです。 太陽は穏やかで、 2376黒点群でC1の小さいフレアが2回起きた程度です。 SOHO衛星LASCO C3では、CMEの噴出が見られますが、 太陽の向こう側の現象で、地球への影響はありません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 10,000を割る程度に下がっています。 (c) SOHO (ESA & NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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