宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:38)
昨日、C2.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/ 1 --- ---
6/30 21:23 C1.4
02:58 C2.4
6/29 23:42 C2.3
18:59 C1.5
09:26 C2.2
02:07 C2.0

黒点  7/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2373 5 β C2
2375 1 α ---
2376 5 βγ C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:26 375 +0.1
-2 h 368 -1.5
-4 h 368 -0.1
-6 h 363 +0.2
-8 h 360 -0.8
-10 h 360 -2.6
-12 h 371 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -3 -/ -
-2 h -4 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -3 -/ -
-8 h -4 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
7/ 1 0.9 2x10^4
6/30 2.7 2x10^4
6/29 7.9 2x10^4
6/28 8.4 1x10^4
6/27 22.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 6/26 13:35 M7.9の中規模フレアが発生しました。太陽風の乱れは地球にも到来しそうです。
2015/ 6/27 19:15 太陽風が850km/秒とかなり高い速度まで上昇しました。磁気圏は比較的穏やかです。
2015/ 6/28 12:46 高速太陽風は終わりつつある様です。2371黒点群は没しようとしています。
2015/ 6/29 11:03 太陽風は平均的な速度に下がりました。22〜25日のニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 6/30 12:36 太陽風の速度は400km/秒を割って、やや低速です。磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2015/ 7/ 1 11:38 更新
太陽風はやや低速です。太陽も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、370km/秒とやや低速の状態です。
磁場強度は、6nTから少し下がって、4nT前後で推移しています。

磁気圏は概ね静穏で、
AE指数は小規模の変化が見られる程度です。

300km/秒まで下がった前周期ほどではありませんが、
太陽風は穏やかになっています。
昨日紹介した様に、
SDO衛星AIA193の南半球に見えるコロナホールの影響が始まるまで、
穏やかな状態が続きそうです。


太陽は、2373黒点群に続いて現れた黒点に、
2376黒点群と番号が付けられています。

ここで、C1の小さいフレアが2回起きた程度で、
太陽も穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、10,000に高まった状態が続いています。
太陽風、磁気圏が穏やかなので、
減少はゆっくりと進みそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。