宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:37)
昨日、M1.0の中規模フレアが、一昨日もC8.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/21 --- ---
6/20 15:13 M1.0
11:36 C2.3
00:32 C1.8
6/19 18:18 C8.1
10:01 C2.8

黒点  6/20 (NOAA)
磁場 フレア
2367 23 βγ ---
2371 31 βγδ M3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 280 +0.8
-2 h 297 +0.0
-4 h 298 -0.7
-6 h 289 -0.9
-8 h 347 -0.2
-10 h 328 +0.3
-12 h 330 -0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -10 -/ -
-2 h -12 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -13 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 3x10^3
6/21 0.9 3x10^3
6/20 5.2 3x10^3
6/19 16.5 4x10^3
6/18 16.8 4x10^3
6/17 0.4 7x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 6/16 12:38 太陽風の速度は下がり始めています。磁場の南向きにより、磁気圏の活動が高まりました。
2015/ 6/17 11:48 太陽風は500km/秒台の高速状態が続いています。
2015/ 6/18 14:43 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は下がっています。
2015/ 6/19 13:41 2371黒点群で、M3.0の中規模フレアが発生しました。
2015/ 6/20 10:31 M3.0フレアのCMEに続いて、もうひとつCMEが噴出しています。
最新のニュース

2015/ 6/21 09:37 更新
M1.0のフレアが発生しています。太陽風は更に低速になっています。

担当 篠原

2371黒点群は、20日15時半(世界時20日6時半)に、
M1.0の中規模フレアを起こしました。
目立った活動はこの程度ですが、SDO衛星の動画を見ると、
2371群では、小さい変動が活発に起きています。
黒点の規模も大きく、
引き続き、フレアの発生に注目して下さい。


太陽風は、340〜350km/秒と低速でしたが、
今日の未明に、300km/秒と更に遅い風に変わりました。
現在は、280km/秒へ下がっていて、かなり遅い状態です。
一方、磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。

磁場の南北成分は、0nT付近で安定しています。
速度がとても遅くなっていることもあり、
磁気圏はとても穏やかで、
AE指数のグラフは全く変化していません。


明日、22日くらいから、
2つのCMEによる太陽風の乱れが到来する可能性があります。
速度の変動はあまり大きくならない様に思いますが、
強い磁場が運ばれてきて、南向きに強まると、
磁気圏の活動が激しくなる可能性があります。

また、SDO衛星AIA193の太陽の中心付近に見える
コロナホールの影響も、
23日以降にやって来る可能性があります。

全体としてどのような変動になるのか、注目してください。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。