宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 6/21 09:37 更新 M1.0のフレアが発生しています。太陽風は更に低速になっています。 担当 篠原 2371黒点群は、20日15時半(世界時20日6時半)に、 M1.0の中規模フレアを起こしました。 目立った活動はこの程度ですが、SDO衛星の動画を見ると、 2371群では、小さい変動が活発に起きています。 黒点の規模も大きく、 引き続き、フレアの発生に注目して下さい。 太陽風は、340〜350km/秒と低速でしたが、 今日の未明に、300km/秒と更に遅い風に変わりました。 現在は、280km/秒へ下がっていて、かなり遅い状態です。 一方、磁場強度は、5nTと平均的な状態で安定しています。 磁場の南北成分は、0nT付近で安定しています。 速度がとても遅くなっていることもあり、 磁気圏はとても穏やかで、 AE指数のグラフは全く変化していません。 明日、22日くらいから、 2つのCMEによる太陽風の乱れが到来する可能性があります。 速度の変動はあまり大きくならない様に思いますが、 強い磁場が運ばれてきて、南向きに強まると、 磁気圏の活動が激しくなる可能性があります。 また、SDO衛星AIA193の太陽の中心付近に見える コロナホールの影響も、 23日以降にやって来る可能性があります。 全体としてどのような変動になるのか、注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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