宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:43)
今日、M1.2の中規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/18 10:00 M1.2
09:05 C7.2
07:41 C5.3
07:15 C1.9
6/17 08:20 C3.2
6/16 06:03 C2.6

黒点  6/18 (NOAA)
磁場 フレア
2365 1 α ---
2367 21 βγ C7
2369 5 β ---
2370 1 α ---
2371 16 βγ C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:37 428 +1.6
-2 h 446 -2.1
-4 h 443 -2.4
-6 h 425 +0.6
-8 h 440 +3.1
-10 h 461 +4.0
-12 h 461 +3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -22 -/ -
-2 h -23 -/ -
-4 h -19 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -19 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -26 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.6 8x10^2
6/18 2.2 4x10^3
6/17 0.4 7x10^3
6/16 0.3 6x10^3
6/15 0.3 3x10^3
6/14 0.3 9x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 6/13 12:32 2360黒点群でCクラスのフレアが続いています。太陽風は高速です。
2015/ 6/14 13:55 太陽の西の端の2360黒点群でMクラスフレアが2回発生しました。
2015/ 6/15 11:55 太陽は穏やかになっています。600km/秒の高速太陽風が到来しました。
2015/ 6/16 12:38 太陽風の速度は下がり始めています。磁場の南向きにより、磁気圏の活動が高まりました。
2015/ 6/17 11:48 太陽風は500km/秒台の高速状態が続いています。
最新のニュース

2015/ 6/18 14:43 更新
M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は下がっています。

担当 篠原

今朝、18日10時(世界時18日1時)に、
太陽の西の端(右端)で、
M1.2の中規模フレアが発生しました。
昨日まで見えていた2365黒点群で発生した様です。

SDO衛星AIA131による動画を掲載します。
太陽の真横で起きているので、
フレアの後のプロミネンスのループがきれいに見えています。

一方、東側(左側)の2371黒点群は、
C1の小さいフレアを3回起こした程度で、
特に活動は強まっていません。

2371群の黒点は大きく、見応えがあります。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。


太陽風は、速度がゆっくりと下がって、
現在は430km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度も、5nTと平均的な強さです。

磁場の南北成分は、昨日のニュース以降、
-5nTの南向きが半日にわたって続きました。
このため、磁気圏の活動も高まって、
AE指数は500〜1000nTの中規模の変動が、
連続して発生しています。

その後、磁場は北寄りに変わって、
AE指数の変化は小さくなっています。

現在の磁場は、0nT付近で小さく変化しています。
太陽風の速度も下がってきたので、影響は弱まるでしょう。




太陽の西の端で発生したM1.2の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の東側に見える2371黒点群。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。