宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/ 6/18 14:43 更新 M1.2の中規模フレアが発生しました。太陽風の速度は下がっています。 担当 篠原 今朝、18日10時(世界時18日1時)に、 太陽の西の端(右端)で、 M1.2の中規模フレアが発生しました。 昨日まで見えていた2365黒点群で発生した様です。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 太陽の真横で起きているので、 フレアの後のプロミネンスのループがきれいに見えています。 一方、東側(左側)の2371黒点群は、 C1の小さいフレアを3回起こした程度で、 特に活動は強まっていません。 2371群の黒点は大きく、見応えがあります。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 太陽風は、速度がゆっくりと下がって、 現在は430km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度も、5nTと平均的な強さです。 磁場の南北成分は、昨日のニュース以降、 -5nTの南向きが半日にわたって続きました。 このため、磁気圏の活動も高まって、 AE指数は500〜1000nTの中規模の変動が、 連続して発生しています。 その後、磁場は北寄りに変わって、 AE指数の変化は小さくなっています。 現在の磁場は、0nT付近で小さく変化しています。 太陽風の速度も下がってきたので、影響は弱まるでしょう。 太陽の西の端で発生したM1.2の中規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の東側に見える2371黒点群。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |