宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:48)
今日、C3.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/17 08:20 C3.2
6/16 06:03 C2.6
6/15 19:22 C2.5

黒点  6/17 (NOAA)
磁場 フレア
2365 2 β ---
2367 22 βγ C1
2369 6 α ---
2370 4 β ---
2371 3 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 525 -3.8
-2 h 527 +1.2
-4 h 550 +2.6
-6 h 553 +4.7
-8 h 515 +2.4
-10 h 500 +1.6
-12 h 476 +0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -19 -/ -
-2 h -11 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -19 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^3
6/17 0.4 7x10^3
6/16 0.3 6x10^3
6/15 0.3 3x10^3
6/14 0.3 9x10^3
6/13 0.3 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 6/12 13:01 東端から現れた2367黒点群で活発にフレアが起きています。
2015/ 6/13 12:32 2360黒点群でCクラスのフレアが続いています。太陽風は高速です。
2015/ 6/14 13:55 太陽の西の端の2360黒点群でMクラスフレアが2回発生しました。
2015/ 6/15 11:55 太陽は穏やかになっています。600km/秒の高速太陽風が到来しました。
2015/ 6/16 12:38 太陽風の速度は下がり始めています。磁場の南向きにより、磁気圏の活動が高まりました。
最新のニュース

2015/ 6/17 11:48 更新
太陽風は500km/秒台の高速状態が続いています。

担当 篠原

高速の太陽風が続いています。
今日に入った頃、太陽風の速度は再び550mk/秒に上がり、
現在も520km/秒と高い状態が続いています。
磁場強度も、7nTから9nTに一旦上がって、
現在は7nTに戻っています。

磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄り、
後半は北寄りとなっています。
このため、AE指数のグラフも、
前半は500nT程度の中規模の変化が起きていますが、
後半はやや静かになっています。

ACE衛星の図を見ると、最後のところで、
磁場は再び南寄りに切り替わっているようです。
すると、磁気圏の活動もこれから再び高まりそうです。


太陽の東端から現れた黒点は、2371黒点群と番号が付きました。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。

SDO衛星AIA193の動画を見ると、
昨日同様に小さい活動が活発に起きていて、にぎやかです。
Cクラス以上では、C1.3、C1.9、C1.7、C3.2と起きていて、
今後も注目して下さい。


放射線帯の高エネルギー電子は、昨日と同じ程度を保っています。
高速の太陽風が続いているので、
もう一段増加するかもしれません。



太陽の東端から現れた2371黒点群。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2371黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。