宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 6/14 13:55 更新 太陽の西の端の2360黒点群でMクラスフレアが2回発生しました。 担当 篠原 太陽の西の端(右端)に達した2360黒点群の活動が更に高まり、 昨夕、13日16時半(世界時13日7時半)にM1.3、 今朝、14日10時(世界時14日1時)にM2.0と、 Mクラスの中規模フレアを2回起こしました。 2360群は、この他にもCクラスのフレアを 12回ほど起こしています。 活発に活動する様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 これを見ると、活動的な領域は太陽の端にほぼ達していて、 もうすぐ見えなくなりそうです。 太陽の可視光写真では、 2365黒点群や2367群が目立っていますが、 特にフレアの発生はなく、 2360群が見えなくなると、太陽は静かになりそうです。 太陽風は、速度が500km/秒から450km/秒へ、 ゆっくりと下がっています。 磁場強度は、5nTから7nTヘ少し高まっている様です。 27日周期の図の前周期の変化を参考にすると、 今日から明日くらいに、太陽風の次の高まりが始まるかもしれません。 現在の磁気圏はやや活動的で、 AE指数は500nT前後の中規模の変化が繰り返し発生しています。 放射線帯の高エネルギー電子は、少し減っています。 この後、太陽風の高まりがやって来ると、 大きく減少する可能性があります。 M1.3、M2.0と2つのMクラスフレアを起こした2360黒点群の活動の様子。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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