宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:32)
今日、C8.7の小規模フレアが発生しました。
また、M1.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/13 11:26 C5.9
10:26 C3.5
09:16 C5.9
08:31 C8.7
00:17 C3.9
6/12 20:52 C3.0
15:58 C2.2
13:33 C1.9
10:48 C4.1
09:45 C2.2
04:34 C3.0
03:34 C2.2
02:15 C4.5
00:11 C7.0
6/11 23:30 C8.7
20:56 C4.5
20:25 C3.8
17:37 M1.0
13:54 C1.8
11:26 C4.6
03:00 C2.2

黒点  6/13 (NOAA)
磁場 フレア
2360 16 βγ C9
2362 3 β ---
2365 10 β C2
2366 8 βγ ---
2367 9 β M1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:26 496 +0.1
-2 h 494 +1.3
-4 h 528 +1.3
-6 h 485 +3.3
-8 h 458 +3.5
-10 h 458 -0.8
-12 h 458 +0.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -13 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^3
6/13 0.3 2x10^4
6/12 0.4 2x10^4
6/11 0.3 2x10^4
6/10 0.3 4x10^3
6/ 9 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 6/ 8 12:05 高速の太陽風が始まりました。磁気圏の活動も強まり始めています。
2015/ 6/ 9 11:52 太陽風の強まりにより、磁気圏の活動が高まっています。カナダのオーロラをどうぞ。
2015/ 6/10 11:51 600km/秒の高速太陽風が続いています。Cクラスのフレアがあちこちで発生しています。
2015/ 6/11 14:01 600km/秒の高速太陽風が続いています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 6/12 13:01 東端から現れた2367黒点群で活発にフレアが起きています。
最新のニュース

2015/ 6/13 12:32 更新
2360黒点群でCクラスのフレアが続いています。太陽風は高速です。

担当 篠原

昨日のニュースの後、太陽のフレアの発生は少し落ち着いて、
西(右)の2360群と、東(左)の2367群で、
C1〜3台の比較的小さいCクラスフレアが
6回起きる程度でした。

しかし、今朝から2360群の活動度が上がり、
13日8時半(世界時12日23時半)のC8.7に始まって、
C5.9、C3.5、C6.0と、
Cクラス後半のフレアを連続させています。
2360群はもうすぐ西の端の向こう側に隠れてしまいますが、
それまで注目して下さい。


太陽風の速度は、昨夜にかけて480km/秒に下がりましたが、
今日に入った頃から、また500km/秒に上がっています。
その頃に、磁場強度も10nTに強まる変化が見られましたが、
すぐに終わって、現在は5nTと平均的な値です。

磁場の南北成分は、0nT付近にあり、
南向きは小さく変化する程度です。
このため、磁気圏も比較的穏やかで、
AE指数のグラフは、小規模の変化が時々起きている程度です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
コロナホールは更に西に進んでいます。
明日くらいからこの領域の影響が
地球に達する可能性があります。

太陽風の磁場や速度が高まって、
それによりオーロラ活動が強められる可能性があります。


放射線帯の高エネルギー電子も、
10,000を超えて高いレベルを保っています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。