宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 6/12 13:01 更新 東端から現れた2367黒点群で活発にフレアが起きています。 担当 篠原 太陽の東の端から2367黒点群が現れ、活発にフレアを起こしています。 昨夕、11日18時(世界時11日9時)には、M1.0の中規模フレアを起こし、 続いて、C3.8、C4.5、C8.7、C7.0、C4.5、C3.1、C4.1などの 小規模フレアも起こしています。 2367群の活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 太陽の端で繰り返し爆発が起きています。 Mクラスに達するフレアは、5月6日のM1.9以来で、 およそ1ヶ月ぶりの発生です。 今後、活動がより強まるのかどうか、注目して下さい。 太陽風は、昨夜くらいから速度が下がり始め、 今朝には500km/秒まで下がって、そこで一旦安定しています。 太陽風の速さとしては、まだ高速風の状態です。 磁場強度は、4nT付近で安定しています。。 太陽風の強まりは一旦終わって、穏やかな状態に向かいそうですが、 一方、SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、 中央部の西寄り(右側)にコロナホールが見えています。 もう2日ほどすると、こちらの影響が地球に到来しそうです。 27日周期の図でも、 前周期の5月18〜20日に速度の高まりが発生しています。 この変化の回帰です。 磁気圏の活動は、太陽風が弱まり始めたことと、 磁場の南北成分が0nT付近で変化する様になったため、 弱まり始めています。 AE指数のグラフは、前半は500nTの変化が続いていますが、 後半から変化が目立たなくなっています。 一方、次の太陽風の強まりがやって来ると、 磁気圏の変化も再び活発になりそうです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 GOES15の青線が、10,000を越えるレベルを保っています。 太陽風が落ち着いてきたので、増加はこのあたりまでで、 今後は減少に向かいそうです。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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