宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 6/10 11:51 更新 600km/秒の高速太陽風が続いています。Cクラスのフレアがあちこちで発生しています。 担当 篠原 太陽風は、600〜650km/秒と高い速度を保っています。 磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 比較的南向きに変化しています。 磁気圏の活動も活発に発生していて、 AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が連続的に発生しています。 27日周期の図の前周期を見ると、 高速の太陽風は、2日ほど続いて速度の低下が始まっています。 今回も同様と考えると、 今日あたりから速度は下がり始めるかもしれません。 太陽では、Cクラスのフレアが増えています。 9日13時(世界時9日4時)に南東(左下)の2364黒点群でC5.8、 10日5時(世界時9日20時)に西寄りの2360群でC2.8、 そして、10日10時から11時にかけて(世界時10日1〜2時)、 南東の2365群と、2360群でそれぞれC2のフレアが発生し、 続いて、東の端でC6.0のフレアが発生しています。 これらのフレアの様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。 小規模のフレアばかりですが、あちこちでにぎやかに起きています。 最後のフレアを起こした領域は、これから姿を現す様です。 注目してください。 太陽風の強まりを受けて、 放射線帯の高エネルギー電子も増加しています。 しかし、現時点では1000を越えた程度で、 大きな増加にはなっていません。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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