宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:05)
昨日、C2.2の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 8 --- ---
6/ 7 07:18 C2.2
6/ 6 02:18 C3.5

黒点  6/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2356 1 α ---
2358 2 α ---
2360 13 βγ C1
2361 7 β C4
2362 8 β C2
2363 2 α ---
2364 5 β ---
2365 5 β C2
2366 3 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:57 475 +2.8
-2 h 446 -2.0
-4 h 387 +5.5
-6 h 379 +6.2
-8 h 355 -2.7
-10 h 354 +5.7
-12 h 340 +11.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 0 -/ -
-2 h 4 -/ -
-4 h 12 -/ -
-6 h 5 -/ -
-8 h 18 -/ -
-10 h 18 -/ -
-12 h 18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^0
6/ 8 0.3 6x10^1
6/ 7 0.4 2x10^1
6/ 6 0.3 4x10^1
6/ 5 0.4 4x10^1
6/ 4 0.6 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 6/ 3 11:54 太陽風は330km/秒とさらに低速になっています。磁気圏も静穏です。
2015/ 6/ 4 11:46 太陽は穏やかです。太陽風は300km/秒の低速風になっています。
2015/ 6/ 5 11:47 C8.1の小規模フレアが発生しました。太陽風の速度は270km/秒に下がっています。
2015/ 6/ 6 11:31 かなり遅い太陽風が続いています。磁気圏も静かです。
2015/ 6/ 7 13:10 太陽風は320km/秒と低速で、太陽も穏やかです。
最新のニュース

2015/ 6/ 8 12:05 更新
高速の太陽風が始まりました。磁気圏の活動も強まり始めています。

担当 篠原

太陽風が強まり始め、今朝より高速風になっています。

太陽風の磁場強度は、昨日は5nTでしたが、
昨日の夕方頃からゆっくりと上がり始め、
現在は15〜20nTくらいに強まっています。

太陽風の速度も、今朝にかけてゆっくりと変化して、
400km/秒と平均的な速度に戻りました。
そして、8日9時(世界時8日0時)頃から更に高まって、
一旦、500km/秒に達し、
その後、450〜500km/秒の範囲で変化しています。

27日周期の図を見ると、
前周期よりも1日程度変化が早まっている様です。
この程度のずれは普通に見られることですが、
この後、速度がどの様に変化していくのか注目して下さい。
磁場強度がかなり強まっているので、
速度も一段と高まりそうです。


磁場の南北成分は、
磁場が強まった頃から南北に振れる様になっています。
南向きの変化が強まっているので、
磁気圏への影響も大きくなりそうです。
AE指数は、グラフの後半から、
300〜500nTの変化が起き始めています。
こちらも、これから更に高まっていく可能性があります。


太陽は、中央部の2360群、2362群、2362群で
小さいフレアが起きるようになり、
C1.0、C1.6、C1.3、C1.0、C1.3と続いています。

規模は小さいものばかりですが、
SDO衛星の動画も少しにぎやかになっています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。