宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/ 6/ 8 12:05 更新 高速の太陽風が始まりました。磁気圏の活動も強まり始めています。 担当 篠原 太陽風が強まり始め、今朝より高速風になっています。 太陽風の磁場強度は、昨日は5nTでしたが、 昨日の夕方頃からゆっくりと上がり始め、 現在は15〜20nTくらいに強まっています。 太陽風の速度も、今朝にかけてゆっくりと変化して、 400km/秒と平均的な速度に戻りました。 そして、8日9時(世界時8日0時)頃から更に高まって、 一旦、500km/秒に達し、 その後、450〜500km/秒の範囲で変化しています。 27日周期の図を見ると、 前周期よりも1日程度変化が早まっている様です。 この程度のずれは普通に見られることですが、 この後、速度がどの様に変化していくのか注目して下さい。 磁場強度がかなり強まっているので、 速度も一段と高まりそうです。 磁場の南北成分は、 磁場が強まった頃から南北に振れる様になっています。 南向きの変化が強まっているので、 磁気圏への影響も大きくなりそうです。 AE指数は、グラフの後半から、 300〜500nTの変化が起き始めています。 こちらも、これから更に高まっていく可能性があります。 太陽は、中央部の2360群、2362群、2362群で 小さいフレアが起きるようになり、 C1.0、C1.6、C1.3、C1.0、C1.3と続いています。 規模は小さいものばかりですが、 SDO衛星の動画も少しにぎやかになっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |