宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 6/ 7 13:10 更新 太陽風は320km/秒と低速で、太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の280km/秒から320km/秒へ、 少しだけ上がりました。 ただし、低速の状態は変わっていません。 磁場強度は、8nTに強まる変化もありましたが、 現在は再び5nTに戻っています。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は小さい変化がひとつある程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールは更に西へ進んでいます。 今後、この領域の影響で太陽風が高まる可能性があります。 27日周期の図を見ると、 前周期は5月12日の後半から速度が高まっています。 このまま27日後と計算すると、 6月8日の後半(日本時間では9日)と予想できますが、 どうなるでしょうか。 太陽は、東端の南半球から現れた黒点群に、 2364群、2365群と番号が付きました。 このうち、南側の2365群でC2.2の小規模フレアが発生しています。 この他は、2361群のC1.0程度で、太陽の活動は穏やかです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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