宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/ 6/ 6 11:31 更新 かなり遅い太陽風が続いています。磁気圏も静かです。 担当 篠原 太陽の東側の2361黒点群では、 C1〜C3の小規模フレアが5回発生しています。 SDO衛星の動画を見ていると、 小さい活動は起きていますが、それほど活発な様子ではありません。 また、すぐ下の2362黒点群は、 可視光写真では目立ってきましたが、 フレアの活動はなく、今のところ穏やかです。 東端の南半球側に、新しい黒点が現れています。 太陽風は、280km/秒とかなり遅い風が続いています。 磁場強度は、5nT前後と平均的な値で安定していますが、 後半は少し高まる様子も見えています。 太陽風の状態がいくらか変化するのでしょうか。 磁場の南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度で、 速度が遅いこともあり、磁気圏は静穏です。 AE指数のグラフは全く変化が見られません。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが西側に進んでいます。 もう2日くらい経つと、影響が及び始める目安の位置に達します。 それまでは、基本的には穏やかな太陽風が続きそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |