宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:52)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 2 --- ---
6/ 1 --- ---
5/31 --- ---

黒点  6/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
2356 2 α ---
2358 2 α ---
2359 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:45 348 +3.9
-2 h 345 +4.8
-4 h 344 +3.9
-6 h 340 +3.2
-8 h 344 +3.2
-10 h 338 -1.5
-12 h 340 +0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -2 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
6/ 2 0.3 6x10^1
6/ 1 0.3 5x10^1
5/31 0.3 2x10^1
5/30 0.4 2x10^1
5/29 0.4 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 5/28 13:21 黒点は少ないままです。低速の太陽風が続いています。
2015/ 5/29 14:11 太陽風の速度はやや低速の状態です。太陽も静かです。
2015/ 5/30 13:17 太陽風は平均的な状態です。太陽はとても穏やかです。
2015/ 5/31 13:04 太陽風はやや低速に下がっています。太陽は静穏です。
2015/ 6/ 1 11:32 太陽は穏やかです。太陽風は低速風が続いています。
最新のニュース

2015/ 6/ 2 12:52 更新
低速の太陽風が続いています。5月の黒点数は58.8でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、5月の黒点相対数が発表され、
月平均値は 58.8 でした。
4月の54.4とほとんど変わらず、
長期変化の図を見ると、
2014年後半からの減少傾向に沿った値となっています。

今回は、1970年以降の45年間のグラフも作成しました。
第21〜23期の活動周期と比較すると、
現在の第24期ピークが、だいぶ低かったことがよく分かります。
今後、2020年にかけて減少が続くと思われますが、
過去の様子と見比べながら変化に注目して下さい。



その太陽では、フレアの発生はなく、
穏やかな状態が続いています。

中央の2356黒点群のとなりに、新しく2359黒点群が現れています。


太陽風は、350km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度も、5nTと平均的な値で安定しています。

磁場の南北成分は、南寄りから、次第に北向きに振れる様になり、
AE指数は、前半に500nTの変化が起きていますが、
次第に静かになっています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
南東(左下)のコロナホールが、中央部に少し近づいています。
明日くらいになると、コロナの「穴」らしく見えそうです。



太陽黒点相対数の長期変化。4月の黒点数は54.4でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。