宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 6/ 1 11:32 更新 太陽は穏やかです。太陽風は低速風が続いています。 担当 篠原 太陽の南西の端(右下)のプロミネンスが、 ゆっくりと崩れていく様子が見られました。 SDO衛星AIA304の動画で紹介します。 全体で26時間の変化です。 このところ太陽が穏やかになっていて、変化が乏しいので、 この様な現象に目が向かってしまいます。 激しくはありませんが、見事な動きです。 太陽では、東端から2358黒点群が現れました。 フレアの活動は特になく、静穏な状況が続いています。 太陽風は、350〜360km/秒とより低速の風になっています。 磁場強度は、5nTから9nTに強まる小幅の変化が見られましたが、 既に下がり始めていて、もうすぐ元に戻りそうです。 この変化に伴って、磁場が南側に振れる変化が起きています。 これに合わせて、AE指数も300〜600nTの変化が2回起きています。 全体としては太陽風は穏やかなので、 磁気圏の活動も弱いものに留まるでしょう。 SDO衛星AIA193の太陽写真の南東側(左下)に、 コロナホールが見え始めています。 ここは、前周期に高速の太陽風をもたらした領域です。 明後日くらいになると、はっきりと見える様になるでしょう。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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