宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 5/30 13:17 更新 太陽風は平均的な状態です。太陽はとても穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒と平均的な速さで安定しています。 磁場強度は、8nTから6nTへ下がり、こちらも平均的な強さです。 太陽風は穏やかなまま推移しています。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは特に見られず、 しばらく穏やかな太陽風が続きそうです。 磁気圏も同様に静穏ですが、 太陽風磁場の南北成分が南向きになった頃に、 AE指数で弱い変化が起きています。 今後も太陽風が穏やかに推移するとすると、 磁気圏も小規模の変動が見られる程度になりそうです。 太陽の活動も穏やかです。 GOES衛星のX線グラフは変動が見られず、 全体の強度もだいぶ下がっています。 この2週間に発生したフレアは、 C1〜2台と規模の小さいものだけで、 ずいぶん静かになった印象です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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