宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 5/29 14:11 更新 太陽風の速度はやや低速の状態です。太陽も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度は、ゆっくりと上がって、 370km/秒に上がっていますが、やや低速のままです。 27日前の前周期も弱い高まりに留まりましたが、 今回は更に高まらないまま終わりそうです。 磁場強度は、5nTから8nTへやや強まっています。 南北成分は北向きに振れる様になっています。 磁気圏も静穏で、AE指数は小さい変化が時々見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 中央部から左側にかけて、コロナホールは見られません。 しばらく穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽は、昨日新しく現れた黒点に、2356群と番号が付きました。 その北半球側にも黒点が出現しています。 目立ったフレアの発生はなく、穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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