宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 5/28 13:21 更新 黒点は少ないままです。低速の太陽風が続いています。 担当 篠原 太陽の東端から、新しい黒点が姿を現しました。 こちら側に見えていた黒点は、どれも小さくなってしまい、 久しぶりに無黒点になる寸前でした。 フレアの発生もほとんどなく、 東端のこの領域で、C1.3の小さいフレアが起きた程度です。 太陽風の図は、途中にデータエラーがあるため、 縦軸がおかしくなっています。 速度は、300km/秒台前半の低速の状態が続いています。 磁場強度は、ゆっくりと下がって、 現在は、5nTと平均的な強さに戻っています。 磁場の南北成分は、図の中盤から南寄りに振れています。 このため、AE指数のグラフも、 300nTくらいの小規模の変化が続くようになっています。 27日周期の図を見ると、前周期の5月1日に、 速度は400km/秒台に上がりました。 今回はどうでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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