宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 5/26 12:27 更新 太陽風の速度は310km/秒に下がり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽の東端で、フィラメントの噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 今朝、26日6時(世界時25日21時)頃の現象です。 CMEも飛び出していますが、まだ画像が少ないので、 明日には紹介できると思います。 太陽はこの他には目立った変化はなく、 X線のグラフは低いレベルが続いています。 黒点も、4つの群が見えていますが、 それぞれ昨日よりも小さくなり、 可視光写真では、目立たなくなっています。 太陽風は、速度が350km/秒から310km/秒に下がり、 更に低速の風になっています。 磁場強度は、4〜5nTで安定しています。 27日周期の図を見ると、 前周期もこの頃は300km/秒付近のかなり遅い太陽風になり、 その後、5月1日くらいから400km/秒台に上がっています。 今回も同様だとすると、明後日、28日頃でしょうか。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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