宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 5/22 14:51 更新 太陽風の速度は400km/秒で安定しています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、速度400km/秒、磁場強度5nTと、 どちらも平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分は、0nT付近で変化しています。 このため、磁気圏は穏やかで、 AE指数はほとんど変化していません。 27日周期の図を見ると、前周期も高速風が通り過ぎて、 4月24日に一旦落ち着いた状態になり、 その後、速度が下がって、太陽風は低速になっています。 今回も、これから速度が下がっていくのかもしれません。 太陽は、中央部の2カ所に、新しい黒点が現れています。 活動は穏やかで、C1の小さいフレアが1回発生した程度です。 GOES衛星のX線グラフも、 全体の強度が下がり続けています。 しかし、太陽全体が穏やかということでもなく、 SOHO衛星ALSCO C3では、 太陽から勢いよく飛び出すCMEが観測されています。 SDO衛星では対応する現象は見られないので、 太陽の向こう側で発生した様です。 SOHO衛星の画像では、ちょうど上の真ん中に、 プレアデス星団が見えています。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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