宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/ 5/21 12:43 更新 太陽風は平均的な速度に下がりました。太陽は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨夜くらいに500km/秒台を割り、 今朝にかけてゆっくりと低下して、 400km/秒と平均的な速さに下がっています。 磁場強度は、6nTと平均的な値で安定しています。 高速風の領域は通り過ぎました。 27日周期の図で前周期の変化と比較すると、 速度の高まりは一回り小さくなった感じです。 一方、磁場の変化はより大きくなっています。 27日後の6月14日頃は、どんな変化になるでしょうか。 磁場の南北成分は、0nT付近でやや南に振れているくらいです。 磁気圏の変化は小規模で、前半に500nTの高まりがありますが、 高速風の終わりとともに、変化は見られなくなっています。 この後、太陽風は低速の風になりそうです。 磁気圏も穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、北東(左上)の2351黒点群でC1.3、 中央南(下)寄りの2349群でC1.6と、 小さいフレアが起きている程度で、穏やかです。 黒点も、はっきり見えるのは2348群くらいで、 寂しくなっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |