宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 5/20 11:25 更新 高速太陽風は続いていますが、これから弱まりそうです。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の磁場強度は、昨日のニュース以降ゆっくりと下がり、 昨夜のうちに、6nTと平均的な強さまで下がっています。 一方、速度は安定していて、500km/秒の高速風が続いています。 磁場強度が下がってきたので、 高速風の領域は後半に入ったと思われます。 この後、速度も次第に下がっていくでしょう。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りの傾向に変わったため、 磁気圏の活動は静かになっています。 AE指数のグラフは、小さい変化が時々見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真には、 コロナホールは特に見られません。 27日周期の図の前周期の様に、この高速風が終わると、 しばらく低速の穏やかな太陽風が続きそうです。 太陽の活動も穏やかです。 昨日東端から現れた2351黒点群で、 C2.3の小規模フレアが発生した程度です。 可視光写真でも黒点は少なくなり、太陽面は寂しくなっています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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