宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 5/17 09:40 更新 太陽風の速度は400km/秒に下がりました。 担当 篠原 昨日、16日9時(世界時16日0時)と、 16日19時(世界時16日10時)の2回にわたって、 太陽の北側からフィラメントの噴出が発生しています。 SDO衛星AIA304の動画を掲載します。 暗いプラズマの筋が上に向かって飛び出しています。 この噴出によるCMEを、 SOHO衛星LASCO C3の動画で紹介します。 太陽の上側から、左、右と連続してガスが飛び出しています。 地球方向へは向かっていない様なので、影響はないでしょう。 LASCO C3の写真では、 左上にプレアデス星団(すばる)が見えています。 毎年この時期の風物詩です。 太陽では、昨日のニュース以降、 目立ったフレアの発生はありません。 太陽の可視光写真を見ると、 5月6日にXクラスのフレアを起こした2339黒点群が、 西の端に近づいています。 太陽風は、更に速度が下がり、 400km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度は、3〜4nTとやや弱い状態です。 27日周期の図の前周期と同様の下がり方になっています。 1日ほどおいて、次の速度の高まりが来るかどうか、 今後の変化に注目して下さい。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 中央部のコロナホールは、西半球側に入っています。 太陽風磁場の南北成分は、比較的南寄りに振れていて、 AE指数は200〜300nTくらいの小さい変化が 活発に起きています。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) フィラメント噴出により、太陽の上から左右に飛び出すCME。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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