宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 5/19 12:14 更新 太陽風の速度は500km/秒に上がっています。磁気圏の活動も強まっています。 担当 篠原 太陽の東側に現れた2つの黒点群は、 2349群、2350群と番号が付きました。 しかし、黒点は小さくなっていて、 今日の写真ではほとんど見えなくなっています。 また、北東の端(左上)の白斑の中にも新しい黒点が見えています。 太陽の活動は穏やかで、 2349群で、C1.0、C1.1と小さいフレアが起きた程度です。 太陽風は、今日の未明から磁場強度が更に高まり、 今朝、19日10時(世界時19日1時)には、20nTまで強まりました。 その後下がり始めて、現在は15nTです。 同じ頃に速度も上がって、 400km/秒から500km/秒の高速風に変化しました。 磁場強度は高まった状態なので、 この後も、速度が高まっていく可能性があります。 引き続き注目して下さい。 磁場の南北成分は、強度が高まるとともに、 南北に大きく変化するようになっています。 このため、南を向いたときに磁気圏の活動が強まって、 AE指数には500nTや1000nTの変化が記録されています。 後半の活動の高まりの様子を、 情報通信研究機構による昭和基地ライブカメラの動画で紹介します。 天候が悪いため、オーロラはほとんど見えていませんが、 空の明るさで活発な様子が分かります。 27日周期の図によると、 前周期の高速風は2日半ほど続きました。 磁場強度が下がるまでは、 磁気圏の活発な活動も見られそうです。 南極の昭和基地で、世界時18日22時〜19日3時に観測されたオーロラ(表示は、世界時+3時)。 (c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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