宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 5/18 12:21 更新 太陽風の磁場がやや強まっています。速度も上がり始めるかもしれません。 担当 篠原 太陽風の速度は、 380〜400km/秒と平均的な速さで安定しています。 一方、磁場強度は、昨日のやや弱めの状態から、 少しずつ高まって、現在は10nTに上がっています。 27日周期の図を見ると、 セクターの切り替わりも発生していて、 前周期とよく似た変化が続いています。 これから太陽風の速度も上がり始めるかもしれません。 磁場の南北成分は、北向きに変化するようになっています。 このため磁気圏は穏やかになっていて、 AE指数のグラフは、変化が見られなくなっています。 前周期の太陽風速度の高まりは、 最高は550km/秒ほどで、高速状態は2日ほど続きました。 今回はどのような変化がやって来るでしょうか。 太陽は、目立ったフレアの発生はなく、静かです。 可視光写真では、 太陽の東側に新しい黒点群が2つ発生している様です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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