宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:08)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/16 08:22 C2.5
07:17 C2.0
5/15 15:43 C1.8
08:48 C2.6
02:45 C4.8
01:18 C2.1
5/14 22:56 C2.8
15:50 C2.5
02:49 C9.2
00:30 C1.8

黒点  5/16 (NOAA)
磁場 フレア
2339 26 βγ C5
2341 1 α ---
2342 3 α C3
2344 2 α ---
2346 7 β ---
2347 1 α ---
2348 3 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 469 -1.6
-2 h 485 -0.2
-4 h 477 -0.5
-6 h 489 +0.6
-8 h 494 +0.0
-10 h 505 -0.4
-12 h 512 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -15 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -17 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^4
5/16 0.3 2x10^4
5/15 0.3 1x10^4
5/14 0.3 5x10^3
5/13 4.5 6x10^1
5/12 6.2 3x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 5/11 10:45 太陽風磁場の強まりが到来し、磁気圏の活動もやや高まっています。
2015/ 5/12 11:46 太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏もやや活動的です。
2015/ 5/13 11:35 太陽風の速度が600km/秒近くに高まっています。
2015/ 5/14 13:39 太陽風の速度は700km/秒まで高まりました。カナダのオーロラをどうぞ。
2015/ 5/15 13:49 速さは低下していますが、高速太陽風は続いています。カナダのオーロラをどうぞ。
最新のニュース

2015/ 5/16 13:08 更新
太陽風の速度は低下を始めました。太陽は比較的穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日いっぱいは500km/秒台を保ちましたが、
その後、ゆっくりと低下しています。
現在は、470km/秒とまだ少し高い速度ですが、
高速風領域は終わりに近づいています。

27日周期の図を見ると、5月14日以降の速度の下がり方は、
前周期の4月17日以降の変化とよく似ています。

この図では、4月21日から次の高速風が始まっています。
これは、SDO衛星AIA193の太陽写真の中央部に見える
小さいコロナホールと関係していた可能性があり、
今回も5月18日頃から太陽風に影響が見られるかもしれません。


太陽風の磁場強度は、4nTから3nTと少し弱くなっています。
磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、
比較的南寄りになっていますが、
このため、磁気圏ではある程度の活動が発生していて、
AE指数は300〜500nTくらいの変化が頻繁に起きています。

この後、高速風が終わるとともに、
磁気圏は一旦穏やかになりそうです。


太陽の西の端の2339黒点群は、
C1〜2の小さいフレアを5回ほど起こしています。
その他は、2342群でC2.0の小さいフレアが起きた程度です。
太陽は、全体としては穏やかな印象です。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。