宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 5/16 13:08 更新 太陽風の速度は低下を始めました。太陽は比較的穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日いっぱいは500km/秒台を保ちましたが、 その後、ゆっくりと低下しています。 現在は、470km/秒とまだ少し高い速度ですが、 高速風領域は終わりに近づいています。 27日周期の図を見ると、5月14日以降の速度の下がり方は、 前周期の4月17日以降の変化とよく似ています。 この図では、4月21日から次の高速風が始まっています。 これは、SDO衛星AIA193の太陽写真の中央部に見える 小さいコロナホールと関係していた可能性があり、 今回も5月18日頃から太陽風に影響が見られるかもしれません。 太陽風の磁場強度は、4nTから3nTと少し弱くなっています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 比較的南寄りになっていますが、 このため、磁気圏ではある程度の活動が発生していて、 AE指数は300〜500nTくらいの変化が頻繁に起きています。 この後、高速風が終わるとともに、 磁気圏は一旦穏やかになりそうです。 太陽の西の端の2339黒点群は、 C1〜2の小さいフレアを5回ほど起こしています。 その他は、2342群でC2.0の小さいフレアが起きた程度です。 太陽は、全体としては穏やかな印象です。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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