宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 5/15 13:49 更新 速さは低下していますが、高速太陽風は続いています。カナダのオーロラをどうぞ。 担当 篠原 昨日に続いて、カナダの高坂雄一さんより、 ブリティッシュコロンビア Lumbyで、 現地13日1時過ぎ(世界時13日10時過ぎ)に撮影された オーロラの写真をいただきました。 昨日のデータを見ると、 太陽風磁場の強まりが終わる頃のオーロラの活動の様です。 高坂さんによると、オーロラは前日よりも薄い感じに見えたそうです。 写真でも、オーロラの光はやや弱くなっている印象です。 今回の規模の太陽風擾乱が来ると、 バンクーバーの近くでこの様なオーロラを見ることができるのですね。 旅行中に気付いた方もいるのかもしれません。 興味深い写真をありがとうございます。 太陽風の速度は、昨日の午後にかけて少し上がって、 再び700km/秒に高まりました。 今日に入った頃から低下が始まって、 現在は540km/秒と、高速風の状態は続いていますが、 だいぶ落ち着いてきました。 磁場強度は、昨日以降も4nTと平均的な値で安定しています。 27日周期の図を見ると、 高速風は、始まりは1日ほど遅れたものの、 終わりは前周期と同じくらいで進行しています。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りの傾向です。 このため、磁気圏の活動は弱まりつつあって、 AE指数は、変化の頻度は高いですが、 規模は200〜500nTと小規模のものばかりになっています。 太陽は、西の端の2339黒点群で、 C1.3、C2.5、C2.1、C4.8、C1.1、 中央付近の2342群で、 C2.8、C1.1、C2.6と小規模フレアが発生しています。 カナダ・ブリティッシュコロンビア Lumbyで、現地13日1時過ぎ(世界時13日8時過ぎ)に撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 カナダ・ブリティッシュコロンビア Lumbyで、現地13日1時過ぎ(世界時13日8時過ぎ)に撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 カナダ・ブリティッシュコロンビア Lumbyで、現地13日1時過ぎ(世界時13日8時過ぎ)に撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 カナダ・ブリティッシュコロンビア Lumbyで、現地13日1時過ぎ(世界時13日8時過ぎ)に撮影されたオーロラ。 (c) 高坂雄一氏 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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