宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 5/ 6 09:12 更新 太陽の東端でX2.7の大規模フレアが発生しました。中央部の2335黒点群も活発です。 担当 篠原 太陽の東端から現れた黒点群は、 2339黒点群と番号が付けられた様です。 この群は、こちら側に出現した後も活発に活動を続け、 昨夜、5日19時(世界時5日10時)にM1.9、 5日23時(世界時5日14時)にM1.2と2つの中規模フレアを起こし、 今朝、6日7時(世界時5日22時)には、 X2.7とXクラスの大規模フレアを発生させました。 Xクラスフレアの発生は、 3月11日のX2.1以来、2ヶ月ぶりです。 また、太陽の中央部の2335黒点群の活動も強まり、 昨夜、5日23時(世界時5日14時)にM1.3、 6日2時(世界時5日17時)にM2.6の中規模フレアを起こしています。 X、Mフレアとともに、Cクラスのフレアも20回近く発生しています。 GOES衛星のX線のグラフは、激しく変化しています。 活発なフレア活動の様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 太陽の東端(左端)と中央で、競う様に爆発が続いています。 2枚目に、2339黒点群と2335群の拡大写真も掲載します。 引き続きこれらの黒点群の活動に注目して下さい。 太陽風は、350km/秒近くへ速度を下げています。 磁場強度は、5〜6nTで安定しています。 磁場の南北成分は、一時的に南向きに強まった時間帯があり、 そこで、AE指数も300nTくらいに強まる変化をしています。 この他の時間帯は、磁場は0nT付近で変化していて、 AE指数も小さくなっています。 太陽風は穏やかで、磁気圏の活動も基本的には穏やかです。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) 東端から現れた2339黒点群と、中央部の2335群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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