宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:22)
今日、C2.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 1 11:33 C2.3
4/30 --- ---
4/29 --- ---

黒点  5/ 1 (NOAA)
磁場 フレア
2334 4 β ---
2335 3 α C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:17 352 +3.1
-2 h 349 -2.6
-4 h 362 -5.5
-6 h 363 -2.5
-8 h 365 +4.8
-10 h 358 +4.7
-12 h 347 -3.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 -10 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h 1 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h 2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^1
5/ 1 0.3 2x10^2
4/30 0.4 1x10^3
4/29 0.4 5x10^2
4/28 0.5 2x10^3
4/27 0.7 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 4/26 09:59 太陽の反対側でCMEが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2015/ 4/27 12:28 太陽風は300km/秒近くまで低速になっています。太陽も穏やかです。
2015/ 4/28 12:27 太陽風は低速ですが、磁場が南寄りになって、磁気圏の活動をやや高めています。
2015/ 4/29 13:44 太陽の北東部でフィラメント噴出が発生し、CMEも発生しています。
2015/ 4/30 13:26 太陽風は300km/秒とかなり遅い状態です。太陽は静かです。
最新のニュース

2015/ 5/ 1 14:22 更新
太陽の東端から黒点が現れています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽は、中央部の小さい黒点に2334群と番号が付き、
東の端から2335群が新しく現れています。
無黒点の状態にはならなかった様です。

その2335群で、C1.1、C2.3の小規模フレアが発生しています。
やや活動度の高い黒点群の様です。


太陽風は、昨日のニュースのすぐ後、
30日13時(世界時30日4時)頃から少し強まり、
磁場強度は5nTから10nTへ、速度は300km/秒から350km/秒へ、
それぞれ高まっています。

27日周期の図で、前周期に見られた太陽風速度の高まりが、
弱まりながら現れたのかもしれません。

太陽風磁場の南北成分は、この変化の後は、
北寄りに振れる様に変わっています。
このため、磁気圏の活動は穏やかで、
AE指数は小さい変化がぽつんと起きている程度です。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球高緯度域のコロナホールが西に進んでいます。
太陽風への影響はもう少し強まるのか、
この後は弱まっていくのか、
しばらく注目して下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。