宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:17)
今日、C5.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/ 5 01:38 C5.2
5/ 4 19:22 C2.0
11:48 C3.0
09:41 C8.0
08:39 C2.2
5/ 3 14:39 C1.8

黒点  5/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2335 30 βγ C8
2336 9 β ---
2337 2 β ---
2338 4 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:07 378 +0.8
-2 h 385 +0.6
-4 h 364 +1.7
-6 h 371 +2.7
-8 h 375 +1.5
-10 h 373 +0.8
-12 h 380 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -9 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -12 -/ -
-10 h -13 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
5/ 5 0.4 5x10^2
5/ 4 0.4 5x10^2
5/ 3 0.3 3x10^2
5/ 2 0.4 1x10^2
5/ 1 0.4 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 4/30 13:26 太陽風は300km/秒とかなり遅い状態です。太陽は静かです。
2015/ 5/ 1 14:22 太陽の東端から黒点が現れています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2015/ 5/ 2 08:50 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は静穏です。
2015/ 5/ 3 12:44 太陽でフィラメントの噴出が発生しました。太陽風は平均的な状態です。
2015/ 5/ 4 09:02 2335黒点群がやや大きくなっています。4月の黒点数は54.4でした。
最新のニュース

2015/ 5/ 5 12:17 更新
太陽でCクラスのフレアが増えていす。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽で、Cクラスの小規模フレアが続いています。
中央部やや左下の2335黒点群では、
4日10時(世界時4日1時)にC8.0のフレアが発生し、
以降、C1.5、C1.0、C1.4と続いています。

また、太陽の東端の北半球側から活動的な領域が近づいていて、
ここでも、C2.0、C5.1のフレアが発生しています。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

可視光写真では、ちょうど黒点が顔を出したところです。
この領域の今後の活動に注目して下さい。


太陽風は、小さい変化ですが、
速度が390km/秒から370km/秒へ下がって、
より低速の状態になっています。
磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。

磁場の南北成分は、小さい幅で南北に変化しています。
AE指数では、小規模の変化が時々起きていますが、
全体としては穏やかです。

3日のニュースでお知らせしたCMEによる太陽風の乱れは、
NOAA/SWPCの太陽風予報では、
日本時間の7日の早い時間に、
弱い乱れが地球に到来する可能性がある様です。

それまで、太陽風、磁気圏は穏やかに推移しそうです。




太陽の東端の活発な活動の様子。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース )


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。