宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 4/26 09:59 更新 太陽の反対側でCMEが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。 担当 篠原 26日0時(世界時25日15時)に、 太陽全体を囲むように広がっていくハロー型のCMEが発生しました。 SDO衛星によると、太陽のこちら側では特に変動は起きていないので、 太陽の向こう側で発生した擾乱の様です。 太陽の向こう側に回り込んだ活動的な領域が、 その後も活発にフレアを起こしているのではないでしょうか。 GOES衛星のX線グラフでは、 26日3時(世界時15日18時)に、C1.9の小規模フレアが発生していますが、 これも西の端(右端)の向こう側で発生した現象で、 実際にはこれよりも規模の大きい活動だったと思われます。 CMEも噴き出している様ですが、SOHO衛星の写真はまだありません。 太陽のこちら側は静かで、この後のデータは穏やかになりそうです。 太陽風の速度は、370km/秒から320km/秒へ更に下がり、 より低速の太陽風になっています。 磁場強度は、4nTで安定しています。 磁場の南北成分は、北向きで推移しています。 磁気圏の活動は穏やかで、 AE指数は全く変化していません。 太陽風は、しばらく穏やかに推移しそうです。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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