宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:41)
今日、C3.1の小規模フレアが発生しました。
また、M4.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/24 04:47 C3.0
02:36 C2.6
00:12 C3.1
4/23 20:59 C7.3
18:15 M1.1
11:03 C2.2
4/22 17:27 M1.1
16:57 C3.8
16:03 C2.3
15:01 C2.3
11:58 C3.7
10:58 C4.6
10:37 C3.7
10:11 C2.3
06:58 M1.2
06:39 M1.8
05:48 C5.0
04:54 C2.7
01:54 M2.0
00:22 M4.0

黒点  4/24 (NOAA)
磁場 フレア
2321 1 α C2
2324 5 α C4
2325 1 α M1
2326 7 β C7
2327 1 α C2
2331 11 β ---
2332 2 β ---
2333 2 α C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:37 397 -1.0
-2 h 408 -0.1
-4 h 402 -0.5
-6 h 409 -0.1
-8 h 417 +2.0
-10 h 420 +1.9
-12 h 423 +1.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -10 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -6 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.7 1x10^3
4/24 1.2 3x10^3
4/23 1.0 2x10^3
4/22 0.4 3x10^3
4/21 0.3 1x10^4
4/20 0.4 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 4/19 13:38 高速の太陽風は、終わりつつあります。
2015/ 4/20 12:14 太陽風は平均的な速さに戻っています。磁気圏はやや活動的です。
2015/ 4/21 12:01 高速太陽風が到来して、速度は580km/秒に上がっています。磁気圏は穏やかです。
2015/ 4/22 12:12 太陽の活動が強まり、Mクラスのフレアが7回発生しました。
2015/ 4/23 13:03 太陽の活動的な領域は裏側に回り、フレアは見えなくなっています。
最新のニュース

2015/ 4/24 13:41 更新
太陽の西の裏側で、M1のフレアが発生しました。太陽風、磁気圏は穏やかです。

担当 篠原

昨日の夕方、23日18時半(世界時23日9時半)に、
西の端に沈んで行った2322黒点群で、
M1.1の中規模フレアが発生しました。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
太陽の向こう側に回って発生しているので、
実際の規模はより大きかった可能性があります。

このフレアに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)も
太陽の右に向かって噴出しています。
向こう側で起きているので、影響はないでしょう。

太陽では、同じく西の端の2326黒点群で、
Cクラスのフレアが頻繁に起きています。
しかし、そろそろ没して見えなくなります。


太陽風は、更に速度が下がり続け、
今朝くらいに400km/秒と平均的な速さに戻りました。
磁場強度は、4nTから6nTと少し上がる変化が見えています。

磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。

SDO衛星AIA193の太陽写真には、
コロナホールは特に見られず、太陽風は穏やかに推移しそうです。




太陽の西の端で発生したM1.1の中規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


M1.1フレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C3。
(c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。