宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 4/24 13:41 更新 太陽の西の裏側で、M1のフレアが発生しました。太陽風、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 昨日の夕方、23日18時半(世界時23日9時半)に、 西の端に沈んで行った2322黒点群で、 M1.1の中規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 太陽の向こう側に回って発生しているので、 実際の規模はより大きかった可能性があります。 このフレアに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)も 太陽の右に向かって噴出しています。 向こう側で起きているので、影響はないでしょう。 太陽では、同じく西の端の2326黒点群で、 Cクラスのフレアが頻繁に起きています。 しかし、そろそろ没して見えなくなります。 太陽風は、更に速度が下がり続け、 今朝くらいに400km/秒と平均的な速さに戻りました。 磁場強度は、4nTから6nTと少し上がる変化が見えています。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193の太陽写真には、 コロナホールは特に見られず、太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽の西の端で発生したM1.1の中規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) M1.1フレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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