宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 4/21 12:01 更新 高速太陽風が到来して、速度は580km/秒に上がっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 今日の未明から今朝にかけて、 太陽風の磁場強度が、5nTから15nTに強まりました。 続いて、速度も上昇を始め、 400km/秒と平均的だった速度は、 580km/秒と高速の状態に変わっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真に見えていた、 コロナホールの影響がやって来た様です。 規模は小さかったのですが、 太陽風の変化はなかなか強まっています。 太陽風の磁場強度は、速度が高まると一段下がりましたが、 まだ10nT弱と強まった状態です。 磁気圏への影響度を決める磁場の南北成分は、 北寄りに強まっています。 このため、磁気圏の活動は穏やかで、 AE指数は200nTくらいの小さい変化が起きている程度です。 コロナホールの大きさから、 高速風はあまり長く続かないと思います。 磁場の傾向が北寄りのままであれば、 磁気圏は穏やかなまま、高速風を通過しそうです。 太陽は、C1〜2の小さいフレアが2、3回起きた程度で、 活動は穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 青線(GOES15)が、かろうじて10,000に達していますが、 減少し始めています。 今回の太陽風の乱れでは減少が進みそうですが、 どうなるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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