宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2015/ 4/19 13:38 更新 高速の太陽風は、終わりつつあります。 担当 篠原 太陽風の速度は、580km/秒からゆっくりと下がり、 現在は450km/秒と、やや高速の状態です。 磁場強度は、4nTと平均的な強さで安定しています。 磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 南向きに変化する様になっています。 このため、磁気圏もやや活動的になり、 AE指数は、500nT程度の変化が続いています。 高速風の領域は、通り過ぎようとしています。 前周期よりも期間が短くなった様です。 太陽は、2321黒点群で、 C5.2、C2.9、C1.4の小規模フレアが発生しています。 黒点群は多く見えますが、 全体としては特に活動的ではありません。 放射線帯の高エネルギー電子は、少し増加して、 GOES15の青線は、10000に達しています。 太陽風が弱まって来たので、 増加もこのあたりまででしょう。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |