宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 4/20 12:14 更新 太陽風は平均的な速さに戻っています。磁気圏はやや活動的です。 担当 篠原 太陽の南東側(左下)から、 CME(太陽ガスの放出現象)が飛び出しています。 SDO衛星では特に変化が見られないので、 太陽の向こう側で発生した現象の様です。 太陽のこちら側は、 C1〜2の小さいフレアが起きた程度で穏やかです。 太陽風の速度(ACEの図の黄色線)は、 450km/秒からもう一段下がって、 400km/秒と平均的な速さになっています。 磁場強度(白線)は、4〜5nTで安定しています。 高速太陽風は通り過ぎて、穏やかな風に戻っています。 太陽風磁場の南北成分(赤線)は、 南寄り(マイナス方向)の変化が続いています。 このため、磁気圏の活動も続いていて、 AE指数は、500nT程度の高まりが数回発生しています。 AE指数の変化が大きい時間帯ではありませんが、 世界時9日9〜11時のアラスカ・フェアバンクスの オーロラの動画を掲載します。 地平線付近に薄明の残る空に、オーロラが輝いています。 4月10日のニュースでも、 このフェアバンクスのオーロラの動画を紹介したのですが、 たった10日で、夜の時間が短くなり、 夜空に明るさが残る様子を見ることができます。 ぜひ見比べて下さい。 放射線帯の高エネルギー電子は、今日も高い値に達しています。 しかし、磁気圏活動の影響で、 明日は減少しているかもしれません。 太陽の南東方向にCMEが噴出しています。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで撮影されたオーロラ。 (c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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