宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
今日、C7.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/16 05:12 C7.9
4/15 --- ---
4/14 08:09 C2.9

黒点  4/16 (NOAA)
磁場 フレア
2321 20 βγ C8
2322 3 β ---
2323 1 α ---
2324 7 β ---
2325 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 538 -5.2
-2 h 560 -3.7
-4 h 575 +2.0
-6 h 588 +2.7
-8 h 611 -1.0
-10 h 585 -4.1
-12 h 614 -0.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h -29 -/ -
-4 h -27 -/ -
-6 h -36 -/ -
-8 h -34 -/ -
-10 h -34 -/ -
-12 h -24 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
4/16 0.3 1x10^2
4/15 0.4 6x10^1
4/14 0.4 7x10^1
4/13 0.4 4x10^1
4/12 0.4 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 4/11 16:05 太陽風磁場の強まりが続き、磁気圏の活動も高まっています。
2015/ 4/12 11:51 太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏も静穏になりました。
2015/ 4/13 11:43 2321黒点群でM1の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
2015/ 4/14 12:06 太陽の東端から新しい黒点が現れています。太陽風はかなり低速です。
2015/ 4/15 11:59 太陽風の磁場が強まり、磁気圏の活動をやや高めています。
最新のニュース

2015/ 4/16 13:22 更新
600km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

データとしては1日遅れになりますが、
昨日のニュースのAE指数の高まりに相当する、
世界時14日16時〜15日2時(現地14日19時〜15日5時)の
南極・昭和基地のオーロラの活動を、
情報通信研究機構によって撮影された動画で紹介します。

現地の日暮れから、夜明けまでの様子です。
一夜を通して、オーロラの激しい活動が続いています。
オーロラの季節が、北極から南極へ移ったことを感じます。



昨夜より、高速の太陽風が到来しています。
昨日のニュースの後、太陽風の速度は400km/秒台に上がり、
夜にかけてゆっくりと上がっていきました。
15日19時(世界時15日10時)に、500km/秒に達し、
15日23時(世界時15日14時)には、更に600km/秒へ上がっています。

今朝くらいまで600km/秒台が続きましたが、
その後ゆっくりと下がり始めています。
しかし、現在も540km/秒と高速の状態が続いています。

昨日10nTに強まっていた太陽風の磁場強度は、
更に20nT近くまで上がりましたが、
速度が上昇を始めるとともに弱まり始めて、
今朝には、7nTくらいに戻りました。
現在はまた少し上がって、10nTになっています。

磁場の南北成分は、ゆっくりと南北に振れています。
振れ幅が大きいことや、速度が高まったことが重なって、
磁気圏の活動はかなり強まり、
AE指数は、
1000nTから1500nTに達する激しい変化になっています。

太陽風の高まりはどこまで続くのか、
オーロラの活動とともに、注目して下さい。


太陽は、2321黒点群でC7.8の小規模フレアが発生していますが、
目立った活動はこの程度です。



南極の昭和基地で、世界時14日16時〜15日2時に観測されたオーロラ(表示は、世界時+3時)。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。