宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 4/16 13:22 更新 600km/秒に達する高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 データとしては1日遅れになりますが、 昨日のニュースのAE指数の高まりに相当する、 世界時14日16時〜15日2時(現地14日19時〜15日5時)の 南極・昭和基地のオーロラの活動を、 情報通信研究機構によって撮影された動画で紹介します。 現地の日暮れから、夜明けまでの様子です。 一夜を通して、オーロラの激しい活動が続いています。 オーロラの季節が、北極から南極へ移ったことを感じます。 昨夜より、高速の太陽風が到来しています。 昨日のニュースの後、太陽風の速度は400km/秒台に上がり、 夜にかけてゆっくりと上がっていきました。 15日19時(世界時15日10時)に、500km/秒に達し、 15日23時(世界時15日14時)には、更に600km/秒へ上がっています。 今朝くらいまで600km/秒台が続きましたが、 その後ゆっくりと下がり始めています。 しかし、現在も540km/秒と高速の状態が続いています。 昨日10nTに強まっていた太陽風の磁場強度は、 更に20nT近くまで上がりましたが、 速度が上昇を始めるとともに弱まり始めて、 今朝には、7nTくらいに戻りました。 現在はまた少し上がって、10nTになっています。 磁場の南北成分は、ゆっくりと南北に振れています。 振れ幅が大きいことや、速度が高まったことが重なって、 磁気圏の活動はかなり強まり、 AE指数は、 1000nTから1500nTに達する激しい変化になっています。 太陽風の高まりはどこまで続くのか、 オーロラの活動とともに、注目して下さい。 太陽は、2321黒点群でC7.8の小規模フレアが発生していますが、 目立った活動はこの程度です。 (c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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