宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:51)
今日、C3.9の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気嵐がやや発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/12 09:56 C2.9
09:24 C3.9
01:58 C2.1
4/11 11:26 C4.7
04:18 C2.7
4/10 18:23 C2.9
16:57 C7.9
08:36 C3.3
03:52 C6.2
02:13 C5.9

黒点  4/12 (NOAA)
磁場 フレア
2318 1 α ---
2320 12 βγ C8
2321 5 βγ C5
2322 2 β ---
2323 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:45 364 +2.3
-2 h 364 +0.9
-4 h 380 +0.8
-6 h 368 +2.0
-8 h 371 -0.0
-10 h 383 -0.2
-12 h 374 -5.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -41 -/ -
-2 h -45 -/ -
-4 h -49 -/ -
-6 h -57 -/ -
-8 h -63 -/ -
-10 h -71 -/ -
-12 h -73 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
4/12 0.2 4x10^1
4/11 0.4 5x10^1
4/10 0.4 5x10^2
4/ 9 0.3 8x10^2
4/ 8 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 4/ 7 12:00 高速太陽風は終わり、速度は430km/秒に下がっています。
2015/ 4/ 8 12:11 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2015/ 4/ 9 14:05 M1.4のフレアが発生しました。太陽風の弱い乱れが到来しています。
2015/ 4/10 12:48 太陽風磁場が大きく強まっています。Cクラスフレアの発生が続いています。
2015/ 4/11 16:05 太陽風磁場の強まりが続き、磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2015/ 4/12 11:51 更新
太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏も静穏になりました。

担当 篠原

9日に始まった太陽風磁場の強まりは、
昨日のニュースの頃は、まだ10nTくらいありましたが、
夜には5nTに下がり、
今朝からは更に下がって、3nTとむしろ弱まっています。

太陽風の速度は安定していて、
370km/秒前後とやや低速の状態です。

磁場の南北成分は、振幅は弱まりましたが、
昨日いっぱいは南向きに振れていました。
このため、AE指数も、
前半は500〜1000nTの中規模の変化が続いています。

そして、今日に入った頃から、
磁場は0nTからやや北寄りに振れる様になり、
AE指数の変化も後半はなくなっています。

太陽風の乱れはこれで一段落です。
一旦落ち着いて、
次は、SDO衛星AIA193の中心部南側に見える
コロナホールの影響に注目して下さい。
明後日くらいから、太陽風に変化が見られるかもしれません。


太陽は、昨日東端から見え始めた2321黒点群が、
更に大きな姿を現しています。
SDO衛星による拡大写真を掲載します。

C4.7を最大に、Cクラスのフレアを4回ほど起こしています。
今後の活動に注目してください。



東端から大きな姿を現した2321黒点群。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。