宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 4/12 11:51 更新 太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏も静穏になりました。 担当 篠原 9日に始まった太陽風磁場の強まりは、 昨日のニュースの頃は、まだ10nTくらいありましたが、 夜には5nTに下がり、 今朝からは更に下がって、3nTとむしろ弱まっています。 太陽風の速度は安定していて、 370km/秒前後とやや低速の状態です。 磁場の南北成分は、振幅は弱まりましたが、 昨日いっぱいは南向きに振れていました。 このため、AE指数も、 前半は500〜1000nTの中規模の変化が続いています。 そして、今日に入った頃から、 磁場は0nTからやや北寄りに振れる様になり、 AE指数の変化も後半はなくなっています。 太陽風の乱れはこれで一段落です。 一旦落ち着いて、 次は、SDO衛星AIA193の中心部南側に見える コロナホールの影響に注目して下さい。 明後日くらいから、太陽風に変化が見られるかもしれません。 太陽は、昨日東端から見え始めた2321黒点群が、 更に大きな姿を現しています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 C4.7を最大に、Cクラスのフレアを4回ほど起こしています。 今後の活動に注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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