宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (16:05)
今日、C4.7の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気嵐が発達しています。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/11 11:26 C4.7
04:18 C2.7
4/10 18:23 C2.9
16:57 C7.9
08:36 C3.3
03:52 C6.2
02:13 C5.9
4/ 9 15:24 C5.4

黒点  4/11 (NOAA)
磁場 フレア
2318 3 α ---
2320 11 βδ C8

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
15:56 361 -8.1
-2 h 362 -8.2
-4 h 364 -10.1
-6 h 368 -9.6
-8 h 373 -9.1
-10 h 381 -8.9
-12 h 391 -9.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
16:30 -84 -/ -
-2 h -84 -/ -
-4 h -82 -/ -
-6 h -76 -/ -
-8 h -69 -/ -
-10 h -65 -/ -
-12 h -49 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^0
4/11 0.3 5x10^1
4/10 0.4 5x10^2
4/ 9 0.3 8x10^2
4/ 8 0.4 1x10^3
4/ 7 0.4 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 4/ 6 12:54 昨日のフィラメント噴出でCMEが発生しています。高速太陽風が続いています。
2015/ 4/ 7 12:00 高速太陽風は終わり、速度は430km/秒に下がっています。
2015/ 4/ 8 12:11 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2015/ 4/ 9 14:05 M1.4のフレアが発生しました。太陽風の弱い乱れが到来しています。
2015/ 4/10 12:48 太陽風磁場が大きく強まっています。Cクラスフレアの発生が続いています。
最新のニュース

2015/ 4/11 16:05 更新
太陽風磁場の強まりが続き、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

昨日のニュースの後、
太陽風磁場の南北成分は、北向きになりました。
磁場強度は20nTに強まった状態が続き、
南北成分も北向きの +20nTまで高まりましたが、
磁気圏への影響は小さく、
AE指数のグラフもこの間は変化が小さくなっています。

そして、10日22時(世界時10日13時)から、
磁場が南向きに切り替わり、
-5nTから、やがて-10nTに南向き成分が強まっています。
これとともに、磁気圏の活動も高まって、
AE指数は、初めは400nT、
その後、800nT前後の中規模の変化になっています。

太陽風の磁場強度は、南向きに変わった頃から弱まり始め、
現在も強まった状態ですが、10nTくらいに下がっています。
乱れは終わりに近づいているようです。

この間、太陽風の速度は、
420km/秒から360km/秒へゆっくりと低下しています。
全体としては、小幅の変化です。


太陽は、西側に回っている2320黒点群で、
C7.9、C2.9、C2.8、C2.7と、小規模のフレアが発生しています。
活動的な状態はまだ保っている様です。

また、東の端から新しい黒点群が顔を出し、
C4.7の小規模フレアを起こしています。
NOAAの報告では、2321黒点群と番号が付けられています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。