宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 4/13 11:43 更新 2321黒点群でM1の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽の北東(左上)の2321黒点群の大きな姿が目立っています。 昨夕、12日18時(世界時12日9時)にM1.1の中規模フレア, 深夜、13日3時(世界時12日18時)にC9.0の小規模フレアを起こし、 その他に、C1〜3の小さいフレアを5回ほど起こしています。 黒点群の磁場の構造も複雑な状態で、 引き続き、Mクラスなどの大きいフレアを起こす可能性があります。 活動に注目して下さい。 また、西の端に近づいた2320黒点群も、 C6.4などのCクラスのフレアを3回起こしていて、 活動度が再び高まっています。 太陽風は、速度が330〜360km/秒の範囲で変化していますが、 低速の状態です。 磁場強度は、5〜6nTと平均的な値で安定しています。 磁場の強まりは通り過ぎて、穏やかな状態に戻っています。 磁場の南北成分は北寄りに推移していて、 磁気圏の活動は穏やかです。 AE指数は小さい変化が時々起きている程度です。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールが西に進み、 影響が及び始める目安の位置に近づいています。 明日くらいから、太陽風の強まりが始まるかもしれません。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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