宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:43)
今日、C9.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/13 08:24 C6.4
07:15 C2.9
06:16 C2.0
04:33 C2.3
02:52 C9.0
4/12 18:17 M1.1
17:11 C2.9
09:56 C2.9
09:24 C3.9
01:58 C2.1
4/11 11:26 C4.7
04:18 C2.7

黒点  4/13 (NOAA)
磁場 フレア
2320 6 β C6
2321 11 βγδ M1
2322 3 β ---
2323 4 β C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:37 344 +1.6
-2 h 354 -3.5
-4 h 332 +3.7
-6 h 336 +1.0
-8 h 342 -0.2
-10 h 348 +2.2
-12 h 353 +5.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -16 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -18 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -18 -/ -
-12 h -23 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
4/13 0.3 4x10^1
4/12 0.4 4x10^1
4/11 0.4 5x10^1
4/10 0.4 5x10^2
4/ 9 0.3 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 4/ 8 12:11 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2015/ 4/ 9 14:05 M1.4のフレアが発生しました。太陽風の弱い乱れが到来しています。
2015/ 4/10 12:48 太陽風磁場が大きく強まっています。Cクラスフレアの発生が続いています。
2015/ 4/11 16:05 太陽風磁場の強まりが続き、磁気圏の活動も高まっています。
2015/ 4/12 11:51 太陽風磁場の強まりは終わり、磁気圏も静穏になりました。
最新のニュース

2015/ 4/13 11:43 更新
2321黒点群でM1の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。

担当 篠原

太陽の北東(左上)の2321黒点群の大きな姿が目立っています。
昨夕、12日18時(世界時12日9時)にM1.1の中規模フレア,
深夜、13日3時(世界時12日18時)にC9.0の小規模フレアを起こし、
その他に、C1〜3の小さいフレアを5回ほど起こしています。

黒点群の磁場の構造も複雑な状態で、
引き続き、Mクラスなどの大きいフレアを起こす可能性があります。
活動に注目して下さい。

また、西の端に近づいた2320黒点群も、
C6.4などのCクラスのフレアを3回起こしていて、
活動度が再び高まっています。


太陽風は、速度が330〜360km/秒の範囲で変化していますが、
低速の状態です。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な値で安定しています。
磁場の強まりは通り過ぎて、穏やかな状態に戻っています。

磁場の南北成分は北寄りに推移していて、
磁気圏の活動は穏やかです。
AE指数は小さい変化が時々起きている程度です。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが西に進み、
影響が及び始める目安の位置に近づいています。
明日くらいから、太陽風の強まりが始まるかもしれません。



太陽の東端の2321黒点群。SDO衛星。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。