宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 4/14 12:06 更新 太陽の東端から新しい黒点が現れています。太陽風はかなり低速です。 担当 篠原 昨日、13日8時半(世界時12日23時半)に、 太陽の西の端(右端)近くの2320黒点群で発生した C6.4の小規模フレアに伴って、 CME(太陽ガスの放出現象)が噴出しています。 SOHO衛星LASCO C3による動画を掲載します。 太陽から右に向かって噴き出しているので、 地球への影響はなさそうです。 太陽では、この2320黒点群で、 C4.3、C1.9、C2.3、C1.4、C2.9とフレアが続いています。 また、2321黒点群に続いて、 大型の黒点が東端から姿を現しています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 2321群のフレアの発生は止まっていますが、 新しい黒点群の活動はどうでしょうか。 太陽風は、昨夜から更に大きく速度が低下し、 今朝、14日9時(世界時14日0時)には、300km/秒を割りました。 現在は290km/秒とかなり遅い状態です。 太陽風は磁場強度も弱まっていて、 昨夜以降、2nT前後で推移しています。 磁気圏も静穏で、AE指数は小さい変化が前半に見られる程度です。 太陽風が弱まってきた後半は、更に静かになっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真の南半球に見える、 コロナホールによる太陽風の強まりが始まりそうなタイミングですが、 その前に、太陽風は弱まっていきました。 今後の変化に注目してください。 太陽の右側へ噴出するCMEの様子。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽の東端の2321黒点群。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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