宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 4/10 12:48 更新 太陽風磁場が大きく強まっています。Cクラスフレアの発生が続いています。 担当 篠原 昨夜、9日18時(世界時9日9時)から、 太陽風の磁場が強まり始め、 現在、20nTに大きく強まっています。 ACE衛星のグラフでは、緩やかな変化のため目立ちませんが、 27日周期の図で全体を見ると、 変化がだいぶ大きいことが分かります。 太陽風の速度は、380km/秒とやや低速の状態が続いていましたが、 今朝になって一段上がり、430km/秒前後になっています。 磁場の南北成分は、比較的南寄りで推移しています。 ACEのグラフの縦幅が大きくなったので、 変化が見にくくなっていますが、 -5nT程度の南向きが続き、 今朝からは -10nTに達する強まりも起きています。 このため、磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数は、500nTの変化が続き、 最後は、800nTの変化も起きています。 この活発な活動の様子を、 アラスカ、フェアバンクスの近郊のPoker Flatで 情報通信研究機構のカメラにより撮影された動画で紹介します。 表示の時刻は世界時で、暗くなった世界時9日7時半から、 明るくなる12時までの、2分間隔の撮影です。 後半にかけて、輝きがにぎやかになっていく様子が美しいです。 太陽風の強まりがどう変わっていくのか、 今後の様子に注目して下さい。 一方、太陽でも2320黒点群の活動が強まり、 フレアの発生が続いています。 9日15時半(世界時6時半)のC5.4に始まり、 C1.6、C5.9、C6.2、C3.3と、 小規模フレアが5回起きています。 こちらも、今後どの様に推移するでしょうか。 アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで撮影されたオーロラの様子。 (c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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