宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:48)
今日、C6.2の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/10 08:36 C3.3
03:52 C6.2
02:13 C5.9
4/ 9 15:24 C5.4
4/ 8 23:35 M1.4

黒点  4/10 (NOAA)
磁場 フレア
2318 4 β ---
2320 13 βδ M1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 423 +1.1
-2 h 435 +5.6
-4 h 387 -9.5
-6 h 382 -0.4
-8 h 382 -0.9
-10 h 379 -3.5
-12 h 385 -3.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -1 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -11 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
4/10 0.4 5x10^2
4/ 9 0.3 8x10^2
4/ 8 0.4 1x10^3
4/ 7 0.4 8x10^2
4/ 6 0.4 7x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 4/ 5 13:02 太陽の中央部でフィラメント噴出が起きています。昨夜の皆既月食の写真をどうぞ。
2015/ 4/ 6 12:54 昨日のフィラメント噴出でCMEが発生しています。高速太陽風が続いています。
2015/ 4/ 7 12:00 高速太陽風は終わり、速度は430km/秒に下がっています。
2015/ 4/ 8 12:11 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。
2015/ 4/ 9 14:05 M1.4のフレアが発生しました。太陽風の弱い乱れが到来しています。
最新のニュース

2015/ 4/10 12:48 更新
太陽風磁場が大きく強まっています。Cクラスフレアの発生が続いています。

担当 篠原

昨夜、9日18時(世界時9日9時)から、
太陽風の磁場が強まり始め、
現在、20nTに大きく強まっています。
ACE衛星のグラフでは、緩やかな変化のため目立ちませんが、
27日周期の図で全体を見ると、
変化がだいぶ大きいことが分かります。

太陽風の速度は、380km/秒とやや低速の状態が続いていましたが、
今朝になって一段上がり、430km/秒前後になっています。

磁場の南北成分は、比較的南寄りで推移しています。
ACEのグラフの縦幅が大きくなったので、
変化が見にくくなっていますが、
-5nT程度の南向きが続き、
今朝からは -10nTに達する強まりも起きています。

このため、磁気圏の活動も高まっていて、
AE指数は、500nTの変化が続き、
最後は、800nTの変化も起きています。

この活発な活動の様子を、
アラスカ、フェアバンクスの近郊のPoker Flatで
情報通信研究機構のカメラにより撮影された動画で紹介します。
表示の時刻は世界時で、暗くなった世界時9日7時半から、
明るくなる12時までの、2分間隔の撮影です。
後半にかけて、輝きがにぎやかになっていく様子が美しいです。

太陽風の強まりがどう変わっていくのか、
今後の様子に注目して下さい。


一方、太陽でも2320黒点群の活動が強まり、
フレアの発生が続いています。
9日15時半(世界時6時半)のC5.4に始まり、
C1.6、C5.9、C6.2、C3.3と、
小規模フレアが5回起きています。

こちらも、今後どの様に推移するでしょうか。




アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで撮影されたオーロラの様子。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。