宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 4/ 8 12:11 更新 太陽風は低速になっています。磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュースで紹介したC3.0フレアに伴うCMEは、 とても希薄で、 SOHO衛星LASCO C2カメラでかろうじて見える程度でした。 1枚目に動画を掲載しますが、 白いガスが左に淡く広がっています。 規模も小さいので、地球への目立った影響はなさそうです。 太陽では、その後も特にフレアの発生はなく、 穏やかです。 太陽風は、速度が430km/秒から350klm/秒へ下がり、 低速の風になっています。 磁場強度は、4nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、再び北寄りに変わり、 磁気圏の活動は静かな状態が続いています。 6日のニュースで紹介したCMEの影響が、 明日くらいにかけてやって来るかもしれません。 磁場の強まりがやって来て、南向きに大きく振れた場合、 オーロラの活動を強める可能性があります。 しばらく注目してください。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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