宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 4/ 7 12:00 更新 高速太陽風は終わり、速度は430km/秒に下がっています。 担当 篠原 太陽の中央部の2320黒点群で、 7日3時半(世界時6日18時半)に、 C3.0の小規模フレアが発生しました。 フレアの様子を、SDO衛星AIA131とAIA304の動画で紹介します。 AIA304(赤い写真)では、黒く見えるプラズマのガスが、 左下に向かって噴き出しています。 これにより、CMEも発生しているかもしれません。 規模は小規模だと思いますが、 中心部で発生しているので、 地球へ影響が及ぶ可能性があります。 今後のSOHO衛星の写真で確認できると思います。 2320群は、引き続きフレアの発生に注目して下さい。 太陽風は、ゆっくりと速度が下がり続け、 昨日の500km/秒から1日経って、 現在は430km/秒と平均的な状態に戻っています。 磁場強度も、3nTとやや弱くなっています。 太陽風速度の高まりは、4日ほど続きました。 磁気圏は穏やかで、 AE指数は小さい変化がぽつぽつと見られる程度です。 一方、太陽風磁場の南北成分を見ると、 北寄りだった傾向が、今朝から弱い南寄りに変わっています。 この状態が続くと、磁気圏でも活動が少し高まりそうです。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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