宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 4/ 3 13:03 更新 太陽風が500km/秒の高速風になっています。3月の黒点数は38.4でした。 担当 篠原 3月の黒点相対数の平均値が、WDC-SILSOより発表されました。 それによると、3月は 38.4 でした。 長期変化の図を、1枚目に掲載します。 2月の 44.8 に続いて、2ヶ月連続で低い値になっています。 月平均値が30台に下がったのは、2013年9月以来ですが、 この頃も、大きく下がったり、戻ったりをしています。 今月、来月とどの様に推移するのか、注目して下さい。 しかし、太陽面は今日も寂しい状態が続いていて、 黒点は、北西(右上)の2317群だけになっています。 フレアも、東端の向こう側で活動が起きただけで、 X線グラフでC1.3の変化となっています。 実際には、これよりも大きいフレアだったと思われます。 太陽風は、昨日の午後から速度を上げて、 450km/秒とやや高速の風になりました。 更に、今朝からは500km/秒へ上がっています。 SDO衛星AIA193の北半球側に見えていたコロナホールの影響が 始まった様です。 太陽風の磁場強度は、10nT前後に強まったままです。 しかし、速度が高まった今朝くらいから、 強弱の変化が目立つ様になっています。 速度の高まりとの関係で、 これから磁場は弱まっていくかもしれません。 磁場の南北成分は、 昨日のニュースの後から0nT付近で変化するようになり、 弱いながらも南向きにも振れる様になって、 磁気圏の活動もある程度高まっています。 AE指数のグラフでは、250nTの小規模の活動から、 一時的に南向き磁場が強まった影響で、 1000nTに達する大きな変化も記録されています。 コロナホールの横幅が狭いので、 太陽風速度の高まりは、 あまり長く続かないだろうと思います。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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