宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:03)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 3 --- ---
4/ 2 --- ---
4/ 1 --- ---

黒点  4/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2305 1 α ---
2317 10 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 489 +7.5
-2 h 486 +0.4
-4 h 462 +5.3
-6 h 453 +7.7
-8 h 455 -7.5
-10 h 440 +2.5
-12 h 430 -1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -11 -/ -
-2 h -8 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^1
4/ 3 0.4 7x10^2
4/ 2 0.3 7x10^2
4/ 1 0.4 9x10^2
3/31 0.4 3x10^2
3/30 0.3 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2015/ 3/29 12:29 太陽風の磁場強度が高まっています。速度の上昇も始まるかもしれません。
2015/ 3/30 11:25 太陽風は350km/秒の低速風になっています。
2015/ 3/31 12:36 太陽風は330km/秒の低速風です。磁気嵐中のフィンランドのオーロラをどうぞ。
2015/ 4/ 1 12:41 太陽風の急な強まりが到来しました。磁気圏は静穏です。
2015/ 4/ 2 12:45 太陽風磁場の強まりが続いています。磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2015/ 4/ 3 13:03 更新
太陽風が500km/秒の高速風になっています。3月の黒点数は38.4でした。

担当 篠原

3月の黒点相対数の平均値が、WDC-SILSOより発表されました。
それによると、3月は 38.4 でした。

長期変化の図を、1枚目に掲載します。
2月の 44.8 に続いて、2ヶ月連続で低い値になっています。

月平均値が30台に下がったのは、2013年9月以来ですが、
この頃も、大きく下がったり、戻ったりをしています。
今月、来月とどの様に推移するのか、注目して下さい。



しかし、太陽面は今日も寂しい状態が続いていて、
黒点は、北西(右上)の2317群だけになっています。

フレアも、東端の向こう側で活動が起きただけで、
X線グラフでC1.3の変化となっています。
実際には、これよりも大きいフレアだったと思われます。



太陽風は、昨日の午後から速度を上げて、
450km/秒とやや高速の風になりました。
更に、今朝からは500km/秒へ上がっています。

SDO衛星AIA193の北半球側に見えていたコロナホールの影響が
始まった様です。

太陽風の磁場強度は、10nT前後に強まったままです。
しかし、速度が高まった今朝くらいから、
強弱の変化が目立つ様になっています。
速度の高まりとの関係で、
これから磁場は弱まっていくかもしれません。


磁場の南北成分は、
昨日のニュースの後から0nT付近で変化するようになり、
弱いながらも南向きにも振れる様になって、
磁気圏の活動もある程度高まっています。
AE指数のグラフでは、250nTの小規模の活動から、
一時的に南向き磁場が強まった影響で、
1000nTに達する大きな変化も記録されています。

コロナホールの横幅が狭いので、
太陽風速度の高まりは、
あまり長く続かないだろうと思います。



太陽黒点相対数の長期変化。3月の黒点数は38.4でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。