宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2015/ 4/ 2 12:45 更新 太陽風磁場の強まりが続いています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の磁場強度の強まりは、現在も続いています。 昨日以降、10nTから15nT近くに再び上がったりしながら、 現在も10nTと強まった状態を保っています。 太陽風の速度も、400km/秒で安定しています。 こちらは平均的な値です。 磁場の南北成分は、ほとんど北向きになっています。 このため磁気圏は静穏で、 AE指数のグラフは、小さい変化が時々見られる程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 北半球に縦に伸びるコロナホールが太陽の西側に進み、 明日くらいから影響が及び始めるかもしれません。 前周期よりもコロナホールが目立つ様になっているので、 太陽風の変化にも注目してください。 GOES衛星のX線グラフは目立った変化がなく、 太陽の活動はとても静かです。 太陽の東端にも特に活動は見られず、 静かな状態はしばらく続くかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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