宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 3/17 12:12 更新 2297群のフレアは続いています。CMEによる太陽風の乱れが近づいています。 担当 篠原 2297黒点群は、次第に太陽の西の端に近づいています。 しかし、可視光写真を見ると、 黒点の数は減っていて、寂しくなっています。 フレアの活動は続いています。 昨夜も、16日19時半(世界時16日10時半)に M1.6の中規模フレアを起こし、 その後、C5.5、C8.1などを含めて、 Cクラスの小規模フレアを6回ほど起こしています。 黒点の様子から、活動は次第に弱まりそうです。 また、太陽の端に近づいているので、 地球へ影響が及ぶ可能性も小さくなっています。 太陽は、北東の端(左上)から新しい黒点が顔を出しています。 どの様な活動度の黒点でしょうか。 太陽風は、昨日、16日14時(世界時16日5時)に 磁場強度が急に13nTに強まる変化が発生しています。 磁場の強まりはその後も続いていて、 現在も10nT付近で推移しています。 速度も、350km/秒から430km/秒へ、 小幅ですがゆっくりと変化しています。 27日周期の図を見ると、 前周期の2月16日にも似た様な磁場の強まりが到来しています。 今回の変化は、この回帰かもしれません。 磁場の南北成分は、北向きに強まっています。 このため、磁気圏は穏やかで、 AE指数は、変化がやって来た中盤以降は、 ほとんど変化していません。 昨日お知らせしたCMEによる太陽風の乱れが、 地球に近づいていると考えられます。 今夜から明日にかけて、太陽風の強まりに注目して下さい。 磁場が南向きに大きく振れると、 オーロラの活動も強まるでしょう。 新月に近いので、夜空の条件は良く、 オーロラのライブカメラにも注目して下さい。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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