宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2015/ 3/13 12:26 更新 太陽では、Mクラスのフレアが続いています。太陽風は穏やかです。 担当 篠原 昨日のニュース以降、 2297黒点群では、M3.2,M1.6、M1.4、M4.2、M2.7と、 中規模フレアが5回発生しました。 更に、Cクラスの小規模フレアも10回記録されています。 これらのフレアの様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 2297群の活発な状態は続いています。 現在は太陽の中心に達しているため、 CMEを伴うと地球へも影響が及びやすくなっています。 SDO衛星の可視光による拡大写真も掲載します。 昨日と同じ縮尺なので、大きさもそのまま比較できます。 黒点群は、横方向に伸びている様です。 昨日のニュースでは見ることができなかった XフレアによるCMEの噴出ですが、 SOHO衛星LASCOの写真は、 残念ですがこの時間帯は欠けたままになっていて、 状況が分かりません。 太陽風擾乱の到来まで2〜3日程度と考えると、 今夜から明日の夜にかけて、 太陽風の急な乱れが到来する可能性があります。 それによるオーロラ活動の高まりに注意して下さい。 現在の太陽風は、 速度は400km/秒と平均的な状態で安定し、 磁場強度も6nTに落ち着いています。 コロナホールの影響が始まっているのかもと書きましたが、 特に目立った強まりにはなっていません。 磁場の南北成分は、グラフの初めの頃は南寄りでしたが、 以降は北寄りに変わっています。 このため、AE指数の変化も、 前半に小規模の活動が見られますが、 後半は静かになっています。 2297黒点群のにぎやかな活動は、どこまで続くでしょうか。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星による2297黒点群の拡大写真。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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